(田んぼの土手に咲く白百合)
昨日、市役所の女性職員からご主人様に突然電話がかかってきた。
先日、峰上出張所で定期検診の結果報告を頂いた女人からである。
ご主人様は「何事か!」と色めき立ったが、
「頼朝伝説の資料が見つかったので、出張所の方へ送ってあります。都合に良い時に取りに行って下さい」
との連絡であった。
ご主人様は忘れかけていたが、そう言えばあの時、出張所窓口の優しそうな女性職員に、
「地元の頼朝伝説を調べているんですが、市の方で適当な資料はありませんか?」
と、ダメもとで聞いてみたのだった。
ご主人様はこれまで、市民センターの図書閲覧室や君津中央図書館、更には木更津駅前の書店等で、「頼朝伝説の本は無いか?」と尋ねていたのであるが、いずれも「そのような本はありません」との返事だった。
従って、そのような資料が出てくるとはほとんど期待はしていなかったのだが、それが見つかったというではないか!
朝から中庭の芝の雑草取りをしていたご主人様は、勇躍歓喜して出張所へ車を走らせたのだった。
そして窓口の親切な女性職員から手渡されたのが、この資料である。
中嶋美夫氏編による 「房総における源頼朝通過伝説」という手書き資料である。
市の担当(生涯学習課文化係)の方は12枚からなるB4版のこの資料を、コピーして送って下さったのである。
誠に有難いことであります。
同資料の作成月日は昭和58年2月26日となっているので、今から30年ほど前に編纂されたものだ。
中嶋氏がまだご存命ならば一度お会いしてお話をお聞きしたいと、ご主人様は念願している。
さて、この里山の頼朝伝説や如何に!
続く・・・・・・。