最終日は材木町に行きました
あいにくの雨降りでした
材木町に着くと宮沢賢治が座っていました
宮沢賢治の作品はとても好きです
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を出版した光原社をのぞいてみました
敷地内にはマヂエル館という宮沢賢治直筆原稿を展示した資料館もありました
可否館という喫茶室もありました
光原社は今は出版社ではなく工芸品店のようです
中庭が平和で心落ち着きました
北上川沿いにあります
工芸品は少し高いので手が出ませんでした
光原社を後にして盛岡駅西口にあるマリオスというビルに上りました
盛岡の街が展望できるのですが、雨のせいかどこかぼんやりとした景色でした
さて、盛岡の街ともお別れです
帰りもまたはやぶさに乗りました
東京に近づくにつれ雨脚が強くなっていきました
東京駅に着くと帰ってきたと言う気持ちにはならずに、さあ家へ帰らねば、という気持ちになりました
横浜まで帰らねばなりません
電車は混んでいて雨のせいで街ははっきりと見えず憂鬱になってきました
仕事帰りの人々を見れば仕事のことが頭にちらほらし、さらに憂鬱になっていくのでした
家の扉を開けるとすっかり日常に戻ってしまい、旅のリズムはどこにも感じられないそんな旅の終わりでした
けれども心のどこかで、また友人に会いに行こうと希望したのでした