・真のマスターはあなたの中にいる３
私は９９％、ほとんどの場合、「自分のハートに従いなさい」と言います。ただ「あなたのハートに従いなさい」と言うのです。今まで私が誰かに完全な禁欲をしなさいと言った事はありますか？そんな厳しい規則に従う様に言った事がありますか？ありません。
これは神からの贈り物です。何を選択するのかは、あなたのハートに任されています。私はあなたの幸せを台無しにしたくないのです。世の中の９９％の聖者やマスターたちは、言っている事とやっていることが別なのです。特にインドの聖者達はそうです。
私はそれが嫌なのです。完全に大きな罪です。彼らは楽しんでいるにもかかわらず、おまえはそうするなと言うのです。何と馬鹿げた事でしょう！私は生徒達にこう言います。「自分の生徒達に関して、そのようなおかしな道を進んではいけません。自分のダルマ（義務）を果たしなさい。何が一番良いのかを生徒たちに教えなさい。それだけです。個人的な話をする時や面談をする時は、まず何が一番良いのかを伝え、それから自分のハートに従いなさい。
※仙人補足・・・・・インドで修行時代、私はリーダーであったので、他の人の見本（自分には忠実であった）にならなければいけなかった立場に反して、酒・タバコ・魚・肉と自分のハートに従って隠しもせず堂々とやっていました。当然陰では非難中傷されていたのですが、私が一番自分のハートに従っていたと思います。またスワミの心底の教えを理解していたと思います。やりたいことを無理をしたらストレスになります。我慢してベジタリアンを行っても決して良い方向には行きません。ここでスワミが言ってるのは、自分のダルマを果たすためのエネルギーは吸収して良いと言っているのです。つまり人を救済するための使命を果たす役目の方は、そちらが一番で自分は二番で良いと言っているのです。
肉を食べたいくせに、人前では完全べジタリアンだと吹聴しても、我慢しているのでは意味がないのです。自分のハートに従っていない事になるのです。自分のハートに従うと言う事は、食べたければ、食べれば良いのです。それが正直なのです。それがハートを開くと言う事なのです。ましてスワミの弟子が、非難中傷するのは、グルの教えに背いている事になります。しかし、その分、誰よりもダルマ（義務）を果たさなければなりません。
１００人を引き連れてアシュラムに行き、そこから一歩も出れない生活の中で、スワミと極限の交渉をして、一人一人の生徒に満足させるためのエネルギーはどれくらい必要と思いますか？私が半年かけて蓄えたエネルギーは、その１週間で全てを使い果たすのです。その後バンガロールのホテルのレストランで一人ビールで乾杯は許されるでしょう。私が飲んでいる間は、皆さんには買い物に行かせていました。なつかしい思い出です。自分で１００％ダルマ（必須の義務）を果たした自分であるなら、夜、祝杯は大いに結構じゃないですか？人里離れて自分の為だけに修行している人は当然厳しい制約を守るのは当たり前です。
こんな写真を載せると、分かってない人から中傷されますが、私は自分のハートに忠実です。そして誰よりもスワミとババと一緒にダルマを果たしています。ロッジの蓋つきのフライパン小で、親子どんぶりを作って見ました。親鳥を油で軽く炒め、玉ネギ・人参・青ネギを加え・砂糖・酒・醤油を加え炒めます。その後。溶いた卵をかけて蓋をして、火を切り、余熱で仕上げます。余熱が強いので卵はふんわり仕上がります。一回目でほぼ成功です。玉ねぎはほとんど炒めないで良いようです。小さくなり過ぎていました。次回の改善点です。子供の頃貧乏だったので、少ないおかずでご飯を食べさせる策として親が考えた、濃い目の味です。インドも同じで子供に辛いカレーでチャパティを食べさせます。
残りの汁も無駄にはしません。フライパンが十分に熱したら、火を止め、卵を入れて蓋をして５分置けば完成です。これに野菜を加えれば一食いけますね。自分のハートに忠実です。私たちの年代は、卵は高級品で、未だに卵料理は、高級料理と思っています。子供の頃食べたかった我慢を今解き放っています。
