吉田氏「強制連行を行ったとの虚偽証言」は「影響が大きかった。」
虚偽証言 誤解広めた要因 讀賣新聞2014年8月20日
慰安婦問題で秦氏
現代史家の秦郁彦氏は19日、BS日テレ「深層NEWS」に出演し、いわゆる従軍慰安婦問題に関連し、吉田清治氏(故人)による韓国で強制連行を行ったとの虚偽証言について、「影響が大きかった。木刀をふるって女性を狩り集めるという非常にわかりやすい話だった」と述べ、誤解を広める大きな要因だったとの認識を示した。
朝日新聞は1982年以降、吉田証言を16回報道したが、今年8月5日の特集記事で証言は虚偽と認め、記事を取り消した。秦氏は、朝日から事前に特集記事について相談を受けた際、「謝罪をしていないのはなぜだという声が出るだろう」と指摘したという。
また、秦氏は吉田氏にまつわる話として、「国連に持ち込んで大騒ぎさせますよ」とかつて語っていたことや、吉田氏の著書の出版社から「あれは小説だ」と聞いていたことも明らかにした。
この日は、元慰安婦への「償い金」支給事業などを行った「女性のためのアジア平和国民基金」 (アジア女性基金)の下村満子・元理事も出演。同基金に強く反発した元慰安婦の支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」について、「実は元慰安婦の人権を一切考えていない。反日運動の道具に使っている」と批判した。
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