この記事を読んだら、ライダハン問題を思い出す。
韓国外相、あきれた二枚舌! NZ女性首相に逆ギレ…韓国外交官がセクハラも謝罪拒否 NZ側は激怒か
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- <iframe frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>自国にだけ謝罪した康外相(AP)
韓国の男性外交官は2017年末、在ニュージーランド韓国大使館で、男性職員の身体に複数回接触するなどのセクハラ行為をした疑いがあり、ニュージーランドの裁判所が逮捕状を発行していた。
中央日報(日本語電子版)によれば、康外相は今月25日、「国民にご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝した。しかしこれはあくまでも国内向けだ。
7月末の韓国とニュージーランドの電話首脳会談で、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相がセクハラ騒動に言及したことで、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が恥をかいたことについても謝罪したが、肝心のニュージーランドに対する謝罪に関しては「国家の品格の問題」として首を縦に振らず、あろうことか「(電話首脳会談で)議題になってはならないものが議題になった部分があり、それについてはニュージーランドの責任が大きい」と逆ギレしてみせた。
一国の外相として信じがたい発言にニュージーランド人の被害者は「肝心の被害者への謝罪はただの一言もなかった」と不快感を示していると朝鮮日報(日本語電子版)が伝えた。
龍谷大学教授の李相哲氏は「康外相の発言イコール文大統領の発言と考えられ、国際社会の常識から逸脱したものだ。疑惑から相当な時間もたっており、ニュージーランド側は激怒している」と断じた。
問題の韓国人外交官は減給1カ月の処分を受けただけで、現在もフィリピン総領事として勤務している。韓国は一方で、在任中、韓国人女性にセクハラをしたとされる前駐韓フィリピン大使に対しては、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)に国際手配している。
前出の李氏は「慰安婦問題やいわゆる元徴用工問題でも韓国のダブルスタンダードは当たり前になっている。文大統領を信用する国際世論などないだろう」と指摘した。
ライダイハンの数[編集]ウィキペディアから転記
ライダイハンの正確な数は、依然として、はっきりとは分かっていない。1500人(朝日新聞・1995年5月2日)、2千人(野村進)、500万人(産経新聞)、最小5千人・最大3万人(釜山日報)、7千人、1万人以上(名越二荒之助[4]など)など諸説ある。
彼ら(彼女ら)の中には父親の記憶を持たず、朝鮮語も話せず、写真だけが唯一残された思い出という者もいる[5]。韓国との混血児は名乗りでないとの主張もある[4]。韓国政府およびベトナム政府による調査が行われないまま、長期間、問題が放置されてきたことにより、被害者数の正確な把握が困難になったという批判もある[6]。
ライダイハンの原因[編集]
原因については兵士や民間人が「『妻』と子供を捨てて韓国に帰国したこと」とする現地婚[注 2]。ただし、南ベトナム解放民族戦線が放送によって、韓国軍による拷問や虐殺事件、あるいは婦女子への暴行事件を連日報じていた[4]ことは事実であり、各地の韓国軍による虐殺、暴行事件の生存者の証言に共通する点としても婦女に対する強姦が挙げられている[8]。
戦闘終了後の治安維持期に入って、ようやく韓国軍は表向きに兵士の行動を律したが、その後も猛虎師団、青龍旅団、白馬師団などの兵士が、村の娘を強姦して軍法会議にかけられる事件が頻発している[注 3]。他方、韓国軍の兵士がベトナム人の母と子を置き捨てて帰国したため、軍司令部が再志願させてベトナムに戻し、結婚式を挙げさせた旨が伝えられている[注 3]。
背景[編集]
当時、韓国の朴正煕政権は反共を国是とし、分断国家としての共感を訴えて派兵を推進した。安聖基は「参加する方では『男に生まれたからには、一度は戦場に赴かねば』という気風がありました」とも指摘している[11]。南ベトナムに派兵された韓国軍は、2個師団プラス1個旅団の延べ3.1万名。最盛期には5万名を数えた。また、「ベトナム特需」を当てこんだ産業資本や出稼ぎの民間人も進出し、これも最盛期には2万人近く[12]がベトナムに赴いた。
ベトナムでは村ごとに『「ダイハン」の残虐行為を忘れまい』と碑を建てて残虐行為を忘れまいと誓い合っていると主張する人もいる[13][要出典]。
こうした中でライダイハンは、これら韓国人男性とベトナム人女性との間に生まれた[注 2]。
兵士や出稼ぎの民間人による本国への送金は、年に1億2千万ドルを数え、1969年の韓国の外貨収入の2割に達した[12]。65年から72年までのベトナム特需の総額は10億2200万ドルにのぼる[14]。これはアメリカによる軍事・経済援助、日韓基本条約による莫大な援助と合わせて、漢江の奇跡の基礎となった。
韓国政府の対応[編集]
韓国の民間団体や韓国のキリスト教団体とベトナム政府の支援により、支援施設(職業訓練学校)が設立され[注 4]、無償での職業訓練と朝鮮語の教育が行われた。ただし、ライダイハンの支援よりも、ベトナム国民を対象とした活動になっているとの批判がある[6]。
ライダイハン自身が、韓国人である父親に対して実子であることの認知訴訟を起こし、判決により韓国国籍を取得する動きもある[16]。盧武鉉政権は2006年に、写真など客観的に立証できる手段があれば韓国の国籍を付与する法案を検討するとした[17]。
なお、韓国政府は2009年にベトナム戦争の解釈をめぐってベトナム政府と衝突するという事件があった。2009年に韓国の国家報勲処が国家報勲制度の改定作業を行い、国会に法案改正の趣旨説明文書を提出した。この文書でベトナム戦争参戦者を「世界平和の維持に貢献したベトナム戦争参戦勇士」と表現したことにベトナムが、「我々は被害者。ベトナム戦争の目的が、なぜ世界平和の維持なのか」と猛反発し、予定された李明博大統領のベトナム訪問も拒否する方針を伝えた。韓国側は、柳明桓外交通商相をベトナムに派遣し、外相会談で「世界平和の維持に貢献」の文言を削除することを約束し、李のベトナム訪問を予定通り実現させた。一連の外交交渉で、ベトナム政府は「侵略者は未来志向といった言葉を使いたがり、過去を忘れようとする」と批判した[18]。
韓国マスメディアの反応[編集]
後の韓国大統領である全斗煥は白馬師団第29連隊長として[19]、盧泰愚と同様にベトナム派兵で活躍した指揮官だった。最大の圧力団体である軍部の存在もあって、韓国ではベトナム戦争を批判的に取り上げることをタブー視する雰囲気が存在した[20]。しかし後年、徐々に国民の意識が変わり、SBSでライダイハンをテーマとしたドキュメンタリー『大韓の涙』が放送された[21][22]。
リベラル紙を発行するハンギョレ社は、1999年5月に自社の週刊誌『ハンギョレ21』にて掲載した記事を皮切りに、ベトナムでの韓国の戦争犯罪やライダイハン問題をたびたび取り上げ、韓国の世論に衝撃を与えた[20]。これに対し、韓国の海兵隊の退役軍人にて組織される「枯葉剤戦友会」などの団体は、2000年6月27日に2400名という大集団を率いてハンギョレ社を襲撃した。彼らは同社内のあらゆる事務機器を破壊し、同社幹部を監禁し、同社の従業員十数名を負傷させた[20][23]。これだけの不当かつ大規模な暴力事件が生じたにもかかわらず、警察に連行されたのはわずか42名に留まり、身柄を拘束された者は4名のみであった[23]。
フィクションでは、2007年に同じくSBSで、新ライダイハンがヒロインの連続テレビドラマ『黄金の新婦』が放送された[24]。
アメラジアン[編集]
戦時下のベトナムにおいては、アメリカ軍兵士とベトナム人女性との間にも多くの二世(越:Lai Mỹ/ 𤳆美、ライミー)が産まれた。一説には1万5千人ないし2万人とも推計されている。
南北統一後のベトナムでは、当初、ライダイハン同様に「敵国の子」とされ、迫害の対象となった。1987年にアメリカ政府は混血児とその家族の移住を受け入れ始めたが、なおベトナムに留まる者も多かった[25][26][27]。しかし、その後、越中戦争(中越戦争とも)において中華人民共和国と敵対した関係から西側諸国とベトナムとの関係改善が割合早期に行われたことなどから、ライダイハンほど激しくはなく、ドイモイ以降の政府の親米路線により激しい迫害は見られなくなった。
ライダイハンのための正義[編集]
創立者 | ピーター・キャロル |
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設立 | 2017年9月12日 |
所在地 |
Suite D0172 London 265-269 Kingston Road Wimbledon London SW19 3NW |
活動内容 | ベトナム戦争において韓国兵から苦痛を受けたベトナム女性と結果生まれたライダイハンの救済と周知 |
ウェブサイト | https://laidaihanjustice.org/ ライダイハン - Facebook ライダイハン (@LDHJustice) - Twitter |
ライダイハンのための正義(英: Justice for Lai Dai Han)は、2017年9月12日にイギリスで設立された市民団体[28]。「ベトナム戦争において韓国軍兵士からの性的暴行に遭った女性たちが苛酷な人生を送っていること」を知らしめる目的で、イギリスの市民活動家であるピーター・キャロルが呼びかけ人となって設立された[28]。
ロンドンで開かれた設立イベントには労働党のジャック・ストローも参加している[28]。団体のメンバーの英国人フリージャーナリスト、シャロン・ヘンドリーは、ライダイハンを育てたというベトナム人女性7人に聞き取り調査を行っており、「韓国兵は多くのベトナム女性に性的暴行を加えたり、慰安婦として強制的に慰安所で働かせていた」と報告している[28][29][30]。
こういった事実関係究明のため、イギリス議会に調査委員会設置を求めると共に、イギリス人彫刻家のレベッカ・ホーキンスが被害女性とその子供たちのために制作した「ライダイハン像」を披露した[31]。等身大ライダイハン像を制作し、在ベトナム韓国大使館前などに設置し世論喚起することを検討することを発表している[31]。
※
韓国は日本の慰安婦対策に準じ、ライダハン問題の補償をすべきである。