ユング『分析心理学セミナー』を読む(第11回)
< zoom配信 >
今回のユングスタディでは、テキストの第14回を取り上げます。
前回3月のスタディの最後では、人間の心の構造についてのユングの考えが図示され、主に自我とペルソナについての説明がなされました。今回のテキストではこれに引き続いて、人間の心におけるアニマ・アニムスが、それぞれ男性・女性の心理の中でどう働いているかについて、新たな図を用いながら説明されていきます。
※ 前回までの内容のダイジェストは、こちらに掲載されています。
https://jung2012.jimdofree.com/スタディ/2020年-通期-ユング分析心理学セミナー-を読む/
ユングの男性性・女性性、あるいはアニムス・アニマに関する議論は、近年、再検討が盛んに行われています。ジェンダーに関する現代の知見からすれば、男性・女性についてのユングの論じ方には、強い偏りが感じられたり、過度に本質主義的に思われたりと、今に生きる私たちには必ずしも首肯できない面があるからです。今回のテキストを読み進める上では、ここをどう捉えつつ読むかが一つのテーマとなります。
今回のスタディも、緊急事態宣言下であることを鑑みて、会場開催は行わず、zoomオンラインのみでの開催となります。開始時間は、会場開催の場合よりも一時間遅い20時からとなりますので、ご注意ください。
案内役:白田信重、岩田明子(ユング心理学研究会)
司会進行:海野裕美子(同) 資料協力:山口正男
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第11回:4月1日(木)20:00 〜 22:00 (開場19:45)
■ テキスト: C.G.ユング『分析心理学セミナー』
横山博監訳、みすず書房、2019.10
・ 適宜、英語原文、創元社版邦訳も参照します。
・ テキストを読んでいない方でも、資料を見ながらの進行なので参加可能です。
・ シリーズ途中からでの参加でも全く問題ありません。お気軽にご参加ください。
■ 会場:オンライン開催(zoomミーティングルーム形式)
■ 会費:1,000円
■ 参加申し込みページ https://jungstudy20210401.peatix.com
■ 主催:ユング心理学研究会 http://jung2012.jimdo.com/
■ 問い合わせ:研究会事務局 jungtokyo_info@yahoo.co.jp