おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

今夜の読書は元禄時代について

2019-05-01 22:46:18 | 読書
今夜の読書で”元禄時代”についての認識を新たにした。

名君と言われる人が倹約を奨励した時代は経済は疲弊したが、
逆の田沼時代や綱吉後半(柳沢時代)の時に経済は発展したという。
理由はいろいろあるが一番は、
当時の税(米)を手にしている武士が消費してくれないと
経済が回らないから。
吉宗の倹約時に対して尾張藩の宗春は、
真逆の消費による経済活性策をとった。
そのおかげ(?)で今の名古屋地区の繁栄があるとか。
元禄時代の前半は綱吉も真面目に政治を行ったが、
政治に飽きた後半は経済が活性化した。
それを現代で元禄繚乱と言っているだけで、
実際に綱吉時代を通して見ると決してそのようなことではないそうです。


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