おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

昨夜の読書「歴史の愉しみ方」

2018-11-30 10:00:58 | 読書
ご存知磯田道史さんの本です。
この人はある種の天才ですね。さかなクンにも通じる特殊能力のある人だと思います。
歴史が好きで東海道新幹線に乗ったら、関ヶ原付近に近づくと列車の中から擬似体験する方法を詳しく書いてありなるほどと感心してしまいます。
多分実際に毎回やっているんだなと想像してクスッと笑えてきます。
かくゆう私も9年間、関東に単身赴任しておりましたので、その間なんども東海道新幹線で関ヶ原を通過しました。
その度に歴史に思いを致し、同様なことをしておりました。あまり人のことは笑えません。
忍者が好きで、その研究が一生できればいいと考えていたのが3.11により歴史研究家としてどのように貢献するかを考えて、
茨城から静岡の大学へ移動し、地元の埋もれた古文書の発見と解読から、発信に取り組んでいるそうです。
京都の古い公家が書いた古文書などにも過去の津波災害について書かれたものがあるそうです。
などなど、読みやすい本になっておりました。
久々の良書、お薦めです。


ドライブで気分転換

2018-11-29 19:10:42 | 日記
朝から版画制作するも連投の影響で肩が痛く2時間ほどでギブアップ。

することないので、気分転換に、朝刊に掲載されていた写真展をみにプチドライブしてきました。
だいたい写真展では全紙寸法かそれ以上のでかい写真がどーんと飾られているのが普通ですが、今回の写真展は全て組み写真で展示構成されておりました。
各自がそれぞれのテーマに沿って、A4と六つ切サイズでの2種類の組み写真の作品をつくってありました。
こういうスタイルもカメラマンの意図がよくわかって面白いものに仕上がっております。


気分良くして帰宅すると庭でボケの花が一輪と山茶花がこれまた一輪咲いております。
ここしばらくの間、部屋にこもって終日版画ざんまいしておりましたので、季節を意識しないでおりましたが、久しぶりにみた我が家の庭では、季節は確実に進んでいるようです。


昨日の版画制作はバラ(Ⅶ)

2018-11-29 09:55:47 | 版画
昨日から新たな版画制作に入りました。
題名は未定なれど、バラ(Ⅶ)作目となります。
昨夜は湿布をたくさん貼って寝たのですが、ちょっと肩が痛重たいです。
まるで、完投した投手のような感じです。
さて今日もこれから続きを彫ります。
連投となります。


昨夜の読書「世界を、こんなふうに見てごらん」

2018-11-29 09:35:11 | 読書
今はまっている、日高敏隆先生の本です。
いきものと親しくなる、虫の気持ちがわかる、虫とおしゃべりする。虫はどうのようにして生きているか、どのように今の環境に適応しているか。
そこから、人間や動物を見るときのヒントをまとめた本です。
もっと柔らか頭をしろという事。
偏るな、決めつけるな、拘るなという事かな。
前からだけではなく横からも、後ろからも、ひっくり返してみてみろという事みたいです。
いま真実だとか、わかった事だとか思っていても、それはイリュージョンかも、幽霊かもしれないよと先生は言っておられます。
まずは自分の目で見て確かめること、そしてイマジネーションが大事だそうです。
発想が豊かでちょっとかわっていて、楽しく読めました。いろいろヒントが詰まっているいい本です。



オススメは作家でいうなら西村京太郎でしょう

2018-11-28 12:58:18 | 読書
お題の「読書の秋にオススメの小説は?」ついて、私の独断と偏見で進めるのは、トラベルミステリー作家の西村京太郎の小説です。
特に十津川警部シリーズはどれを取り上げても絶品料理の味がします。
傾倒が半端ない?って言われるかもしれませんが、実はファンクラブに入っております。
過去に湯河原で毎年開催(今は中断)されておりました先生を囲んだファン交流会にも参加しておりました。
まあそれ以外にも、小説の中で血が流れないというか殺人事件が起こってもその場面はさらりと流して、推理・謎解きにページが多くさかれております。
女性読者にも優しいですし、読者も一緒になってトリックに取り組む醍醐味があります。
西村京太郎の十津川警部シリーズは随分とたくさんの本が色々な出版社から出されております。
さらにこれからも新しい本が出版される予定を聞いております。
(ファンクラブ会報に載っておりました)
できたらご自分のお住いの土地を題材とした事件とか、旅行で行ったことのある土地での事件を題材にした本を探して読まれるとより一層楽しめると思います。
これが私からのオススメです。