おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

美術展巡りは楽しい

2019-01-25 16:07:25 | 日記
やっと時間ができたので、前々から案内ハガキを頂いていた美術展を巡ってきました。
忠臣蔵で有名な播州赤穂までドライブです。
赤穂市は小さな鄙の町ですが、文化活動では近隣の市町村に負けないくらいレベルの高い町でもあります。
個人的には鎌倉に近い感じを持っております。
最近地質学者が調査してわかったことですが、北側半分はカルデラが取り囲んでいて町の中心部は火山の中にあるそうです。
南側の残り半分は海の中だそうです。
そのため、周りを山に囲まれ切り通しでつながっている鎌倉と似たような雰囲気があります。
主街道である山陽道から離れておりますので、開発の影響を大きく受けておりませんし城下町でもありましたので寺社仏閣数多く残っています。
忠臣蔵関係の歴史遺産や塩田、北前舟関係の資料も豊富にあります。
最近では牡蠣養殖が盛んになっております。京阪神から牡蠣を食べに来られる肩が増えております。
そんな町で、2件の美術展を回ってきました。
1件目は、個人運営の美術館で開催中の北斎と晴信の浮世絵復刻版展です。復刻といっても完成度の高いもので、じっくりと作品を観れるのがいいです。
併せて館長からの詳細な説明は勉強になります。

2件目は、現代美術作家達による新作展です。現代美術といっても理解不能な作品ではなくそれなりに楽しめる作品でした。

時々は書斎を出て新しい風、刺激的な空気を吸うのもいいですね。
充実した1日を過ごしましたが、こんな案内ハガキがちょくちょく届くと落ち着いて作品制作ができなくなるのは困りものです。


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