すこやかの庄より転載
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西洋では意識が高まっていますが、インドや発展途上国ではミルクがどれほど害を与える食品であるかまだ理解されていません。
以下にミルクを飲まない方がよい理由をいくつかあげます。
そ のテーマに関する本を読んでさらに自己教育されることをお勧めします。
(付録参照推薦図書)
常識を使ってみていくことにしましょう。
自然界の中で母乳から離乳した後、他の動物のミルクを飲む動物がほかにいるでしょうか。
子牛でもいったん離乳すると、牛乳を飲みません。
なぜ、 人間だけがそうするのでしょう。
ペット(犬や猫)はミルクを飲みます。
私たちがペットにそうするように堕落させたのです。
ミルクのカルシウムは、カゼインと結合しています。
カゼインと乳糖は、それぞれレンニンとラクターゼによってからだの中で分解されます。
これらの酵素は3歳までには人間の体からなくな ってしまうのです。
多くの場合もっと早くなくなってしまいます。
(牛乳は人乳より300倍の カゼインが含まれています)。
ついでながらカゼインはにかわの原料となる物質です。
ミルクの中の粘着物質は、体の中で消化されず、小腸の粘膜にこびりつきます。
小腸はそれを洗い流すために、さらに粘液を分泌して反応します。
細菌がそれを食べることによって、それは分解し、腐敗しはじめます。
この腐敗した物質は体の中で押し出されますが、決して離れず、体がそれを出口まで押し出そうと努力して、さらに粘液を分泌させます。
もしあなたが、扁桃腺炎、気管支炎、 副鼻腔炎、耳の感染症、喘息、膿んだ目、おりもの、アメーバ症、偏頭痛、仙痛にかかっているなら、ミルクをやめてください。
ミルクのカルシウムは実際には役に立ちそうに見えて役に立ちません。
私たちはそれを求めると、 あらゆる病気を引き受けることになります。
実際はミルクを飲めば飲むほど、カルシウム欠乏症 にかかりやすいのです。
ミルクの高いリンの含量によって、血液がリンとカルシウムとの間で維持している微妙なバランスを崩されてしまいます。
リンの含量が高いため、血液はカルシウムを 健康な骨や歯から引き出してこなければなりません。
それで、ミルクを飲むことは、骨粗しょう症を引き起こしたり、歯を悪くする原因になることがあります。
もっとも骨粗しょう症が多い国はどこでしょうか。
ミルクをがぶ飲みする国です。
スエーデン、USA、フィンランド、イギリ スの骨粗しょう症の率が最も高い国です。
そのようにして血液によって運ばれた過剰のカルシウムは、軟部組織に蓄積し、腫瘍、白内障、 腎結石、胆石、脊椎症、坐骨神経痛、甲状腺症、前立腺疾患、動脈硬化、その他多くの病気のもととなります。
ミルクを飲んだとき、からだが行う最初のことは何でしょうか。
体は、消化のために胃の中に長く滞在させるために、ミルクを凝固させる酸性の酵素を生成します。
それでミルクの直接の作用は即座に体の中に酸を作り出すことなのに、どうして胃潰瘍の患者が ミルクでよくなると期待できるのでしょうか(ここでは常識を使いましょう)。
もちろん「冷たい ミルク」を取らなくてはだめだということを聞いたことがあるにちがいありません。
なぜ、冷たいミルクなのでしょう。
なぜ熱いミルクではいけないのでしょうか。
もう一度常識を使いましょう。
一時的に楽になるように作用するのは「冷たさ」なのです。
ミルクではありません。
それな ら、冷たい水のほうがもっとよいのです。
<以下略>
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