内海聡Xより転載
2025年02月18日
ーーー転載開始ーーー
世間では「遺伝子組み換え食品は、とくに危険ではない」とされているがそうではない。
農家にとっていちばん大変な作業は、「虫食いを防ぐこと」と「草取り」の2つです。これらの作業を省くためにGMO作物がアメリカで作られた。
まず、虫が食わないように、作物自体に、殺虫成分「BT毒素」というのを持たせた。
通常の農薬であれば雨が降れば、流れ落ちるし、洗えば多少はとれる。
しかし、GMO作物は作物じたいが毒素を作っているので洗っても消えない。
除草剤耐性もGMO作物に持たせている。
通常は除草剤を使う際は、作物まで枯れてしまわないように細心の注意を払います。
しかしこの除草剤耐性を持ったGMO作物は、除草剤で他の植物が枯れても、影響を受けずに育つ。
ちなみにGMOを作っているバイオテクノロジー企業は、除草剤も作っている。
GMOは作物の細胞に対して遺伝子銃というものを使って、遺伝子を撃ち込むという方法をとる。
抗生物質耐性遺伝子もいっしょに細胞に撃ち込む。
GMO作物は効率がいいと採用した多くの国では、飛行機を使って除草剤も大量にまき、このために地域の子どもたちを中心に発疹などの健康被害が出て、放し飼いしていた鶏や豚は死に、雌豚や雌ヤギの死産、早産が相次いだ。
GMO作物を推進する側は「人間は食べる時にかむことで残留成分がほとんど体内に入らない。
体内に入ったとしても、人間はその殺虫成分を受け取る酵素は持っていないので、必ず体外に排出されるので安全です」と主張しているがそれはウソ。
妊婦の93%の体の中に、その殺虫成分が残っていたという報告がある。
つまりGMO作物とは、殺虫成分が遺伝子レベルで入っていて、除草剤まみれの作物。
しかも耐性を持つ〝スーパー害虫〟〝スーパー雑草〟が出てきて、毒性のより強い除草剤を使うしかなくなる。
スーパー害虫とスーパー雑草に対応するために、たとえばGMOトウモロコシに8種類の遺伝子(殺虫遺伝子6種類、除草剤耐性遺伝子2種類)を入れるようになった。
こうやって特許のある新作物が次々に売り、もし特許が切れてしまったら、新しい遺伝子をいれて、組み込んで別のGMO作物にする。
また別の特許をとってそれを売って儲ける。
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