オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 子育て 事情

2016-05-24 21:47:32 | 日記
日本の親って、


子供を叱る時、子供に嫌われるとか、良く思われたいなんて、考えてないと思うのです。


ただただ、子供の事を考えて叱っているし、それが原因で子供に嫌われるかなぁ、なんて、思いもしないでしょ?


けれども、こちらの親御さんは、


子供に好かれたいとか、嫌われたくないとか、いう気持ちがあって、


歓心を買うために(?)お菓子なんてどんどんあげて喜ばせちゃうし、”だから良い子にしてね””ママの事、好きでしょ?”


...みたいな?



教育も、感情的にならないのが良いとされていて、好ましくないことをすると、”Time Out!"


これは、部屋の隅にでもじっとしていなさい、と言う命令なのです...なんだか犬みたいな?(ハウス!ってなかった?)


エネルギーがいらない?


日本の子供は、親が本気で相手してくれないと、それも、ぐれてしまう原因になったりすることありますが、


オーストラリアでは、省エネで教育するように、政府もテクニックを教える講座を無料で開講してくれています。



学校の先生だって、お菓子あげるから、この問題やってね,,と,お菓子1パックもあげちゃう。


先生の感覚で、これをあげたら嬉しいでしょう、という事だろうけど、先生だけじゃなくて子供まで太っちゃう。



日本の学校では、学校にお菓子、持っていてはいけない、、、という事になってましたよね?


(お菓子無しで、子供をコントロールできる日本の学校の先生って、偉大!)



日本人のお父さんと、オーストラリア人のお母さんなら、まだバランス取れるんだけど、、、


日本人のお父さんって、あんまり子育てに口出ししないでしょ?


日本人のお母さんと、オーストラリアのお父さんだと、家にお母さん2人みたいになっちゃう。


子供に大目玉食わせようものなら、お父さんがしゃしゃり出てきて、



”かわいそうじゃないか!”みたいな。


”お前、お母さんがいじめてるんじゃないか?”...子供、返答に悩むじゃない。

(実際、イスラム家庭なんて、子供の問題は、お母さんの責任。お父さんがお母さんの責任だと言って、お母さんの事、

殺したという話も聞いたことありますから...)




”才能無いんだから、 無理にやらすなんて可哀そうだろ!”...才能無いなんて、子供の前で言わないで!


天才でない限り、努力できること、が、才能になるんだからね!


で、お父さんは子供に、ゲームなんてやらせてあげて、自分の点数、稼いだりなんてしちゃう。


...こうして、お母さんが、子供を勉強とか習い事とかさせようとすると、


お父さんが、”ゲームしよう!”とか、”DVD 見よう!”とか、子供を自分の方に呼んでしまう。


お母さんと、子供の関係は決裂し、子供は益々いう事を聞かなくなるし、


しまいには、お父さんが子供を引き連れ、お母さんの目の前に来て、


”僕たちはお母さんに早く死んでほしい”


...こうして、私の結婚生活は破たんしたのでありました。


ウチほどではないにせよ、(もっとひどい所もある?)


他の家でも大なり小なり、似たことはあって、お母さん友達から、そういう事があるのよ、と言う話は聞いている。


 ”お父さん、そんな事ばっかりかまってないで、他にやる事、あるでしょ?”


  ”それは、お母さんのお仕事 ”


と、言いたい。


オーストラリアって、男女の差が少ない?というか、男女の役割が入れ替わっていると思っていたけれど、


親子関係だって、親の権威が日本ほど強くない?


親にしっかり誘導してもらえない子供って、迷ってしまわないのかなぁー。