オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

年末年始 太らないように過ごす方法

2017-12-23 19:58:22 | 日記
日本では、もうすぐクリスマス、宴会シーズン。


オーストラリアは、半年遅れの夏真っ盛り…みたいにボケてしまう今日この頃。


ボケるお年頃だもんね。


夏でもやっぱり、クリスマスであり、肥満の多いオーストラリアは別に年中沢山食べてるんだけど、


それでもやっぱり、スーパーの食品売り場はいつもより混むのです。



控えめな日本人は、年末年始だけ(?)は食べまくる機会が多いので、


今日はフィットネススペシャリストとして、このシーズン、太らない方法について、


を、ホルモンからの見地でお話ししましょう。


先ずは皆さまよくご存じのインシュリンのお話から。



さて、食べ物を食べすぎると当然太るのですが、それはなぜかというと、


インシュリンと言うホルモンが糖分に反応して出るからなのです。


ご存知のように、インシュリンは Fat細胞への入場券みたいなもので、インシュリンが出ないことには、脂肪、糖分、脂肪は


細胞内に入れません。 


わかりましたね!空腹時に、甘いものを食べるなんて、


脂肪細胞のドアを思いっきり開けて、“おはいりなさい” と言っているようなものですね。


あまいものを食べる前にはてんこ盛りの野菜を食べましょう…野菜がだめなら、せめてお肉ね!


ついでに食べる前に運動しておくと、運動のせいで、カテコールアミン等が出ているので、


脂肪になる前に消費しちゃうし、


筋肉のグリコーゲンが減っているので、当分は糖分だって、脂肪に変換されず、筋肉に補充されちゃいます。


なんたって、人間の体で、糖分を下げる働きがあるホルモンはインシュリンだけで、



あとのホルモンは上げようとするんですから。


こんなに、食べ物が豊富になるなんて、神様も考えてなかったんで、血糖値をあげるホルモンばかりご用意なさったんですね。


次。


血糖値があがるということは、すぐに動ける状態に体がセットされているということで、


動物的に言うと、戦いの準備と言うことなのです。


食ってる場合では無いという状態ですね。



従って、副腎皮質ホルモンを刺激するホルモンが出ると、血糖値は上がり、炎症を抑える力が働き、


胃液の分泌は抑制され、食欲が無くなります。


グルカゴンが分泌され、糖分がエネルギーとして代謝されます。


反対に、脳内に、エンケファリン、や、ベータエンドルフィンが出ると、いっぱい食べた後でも、食欲が出て、


食べ続けるそうで、脳内にある、この受容体をブロックすると、今度は食欲が全くなくなるそうです。


副腎皮質ホルモンは、抗ストレスホルモン。


あんまり、まったりせず、闘争的でいると、ホルモンが太らないような配置になるのですね!


実際、絶食させたネズミに、この手のホルモンを注射しても、経口でも、食欲を無くさせることが出来ます。


でも、人間が食べるのはただ、食欲があるからと言うだけではなくて、食欲無くても、心が欲しがれば


食べてしまうものだし、宴会で闘争的になってたりしたら、お友達からも遠ざかれそうだし、


それに、人間が食べ物をいっぺんにたくさん食べても、1回で吸収できる量は、限られてます。



毎日少しづつ大食いするのが確実に太る方法であり、たまにドカ食いしても、吸収しきれない、太らない、



と言い聞かせつつ、毎日宴会をやって、大いに太ってください。






...と言うのは冗談で、いつも積極的に前進するというマインドを持ち、太りにくい人生を歩んでくださいね!


楽しい年末年始を!