オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 慰謝料 事情

2017-05-14 00:03:19 | 日記
”離婚した時、何で男性が女性にお金を払わなくてはいけないのか? それはばかげた考えだ”



とうちの長男は、言います…彼の父親がそういってるんでしょうが…



〝あんた、そんなかっこ悪いこと言うてんと、離婚したら、たくさんお金払ったげや。その後、払った以上に、稼ぎなさい〝


と言ってますが、、、でも、慰謝料って、何で払うんでしょうか?


うちの息子に聞かれたとき、はたと返答に困ってしまったのです。



先進諸国では、アメリカをはじめ、慰謝料が莫大な国は多いのですが、



ここオーストラリアは、慰謝料というものがありません。



以前も言ったことがありますが、オーストラリアでは離婚したら、基本的に親権は50/50 で、



子供は両親の間を行ったり来たりで、父親は養育費を払わなくてよい、両親は自分の方に来て欲しくて機嫌を取る?


教育に大変悪い状況になるのです。


赤ちゃんのうちから託児所に預けて働くお母さんも少なくなくて、職種だって、


男性の分野、タクシーは当たり前に、バスの運転手だって、工事現場にだって働いています。



主婦業は、お仕事じゃなくて、カップルでやる、雑用になっている家庭が主流です。



でも中には、専業主夫なんていうのもいて、男性が子育てして、ご飯作ったりしているのです。



結婚とか、慰謝料というものは、浮気な男性を戒めるためにあるみたいだけれど、


元々、子供の産めない男性が、


〝 君のために働いて、子供の養育費を稼いでくるから、僕の子孫を産んでね〝


という契約で、



そして、その契約を破棄した時の罰金?が慰謝料になってるわけでしょ?


男女差がなければ、慰謝料も要らない?



こうして、結婚離婚がますます、お気軽に出来るオーストラリア?




男性が、お金を儲けようとしたり、誠実であろうとする理由の一つは ”モテたいから”


で、意識してないにせよ、女性がそういう男性を選ぶのを知っているからなのです。


異性にもてようとすることは、テストステロンも高く、生命力が高いということであり、


お金儲けがもはや有効でないとすると、遺伝子の良さで勝負?


戦わない男子は、女子化してゆきます。


最近の、全然モテようともしない若い男性たち、


オーストラリアのように、慰謝料が無くなれば、少しは元気が出て、社会が豊かになるのでは?


それとも、無責任な男性が増えるだけ?





☆ 写真はうちの長男。クラスの男女さかさまの劇をやって女装した時の写真です。







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