オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 世界遺産続き

2021-09-16 18:30:16 | 日記

オーストラリア旅行に興味のない方は、ご退屈だとは思いますが、

前回、11位までで終わって、気持ち悪いので、残りを紹介します。

 

12位、ゴンドワナ雨林。オーストラリア・ゴンドワナ多雨林はクイーンズランド州南東部と

ニュー・サウスウェールズ州北東部にまたがる37万ヘクタールの多雨林地帯で、宅の息子ともよく出かけます。

今までご紹介したジャングルと何が違うかと言うと、ラミントン国立公園(Lamington National Park)、

スプリングブルック国立公園(Springbrook National Park)などの国立公園では道路も整備されており、

私の住む、Gold Coastからも、車で1時間ほど、容易にアクセスできます。

世界最古のシダ類や希少かつ絶滅危惧種の鳥類や哺乳類など、保護価値の極めて高い動植物が観察できます。

ゼンマイ(山菜)の巨大化したやつを見るたびに、山菜好きには、たまらないだろうと思うし、

七面鳥などが歩いているのを見ると、スナックに取って帰りたい衝動を抑えるのに苦労するほどです。

又、ナチュラルブリッジにて、土ボタルも、観察できます。友人の評判は、すこぶる宜しいです。しかし、

慣れぬ山中夜道のツアーになりますので、やはり良く知らない方は、ツアーに申し込んで案内付きで行った方が無難でしょう。

足元は滑るので、谷底まで落ちても、街灯は一切ありません!

 

13位、ここで久しぶりに、文化遺産、囚人遺跡群。

この遺跡群は18世紀から19世紀にかけて大英帝国によって建てられた囚人収容所跡で、

オーストラリアの地に建てられた何千ものなかから11カ所が選ばれて、2010年に世界文化遺産に登録されました。

登録された遺跡はタスマニア州、ニューサウスウェールズ州、西オーストラリア州、ノーフォーク島に点在しています。

ノスタルジックな建物、鉄格子のハマった窓から見る美しい光景、、、何だか昔を思い出しませんか?

 

14位、グレーター.ブルー.マウンテン 地域 

ブルーマウンテンズは、夏場に崖を覆うユーカリの葉から出た油が青い霧を作り出す不思議な自然現象から

この名前がついたと言われています。コアラを始めとするオーストラリアならではの動物、を見ることができます。

一番の景勝地はスリーシスターズと呼ばれる崖で、3人の美しい姉妹が、岩に変えられて、戻れなくなったという

伝説があり、これは、蚊の大群が想像されるハイキングコースからだけでなく、列車や、モノレールからでも見られます。

私の美しいシスターも、何気に冷たい今日この頃...いっそのこと、岩になってしまえ、、、、とは思いません!

又、ここから更に車で1時間ほど行ったところには世界最古の鍾乳洞・ジェノランケーブがあります。

世界で最も古い開放型鍾乳洞としても知られ、鍾乳洞が形成されたのは約3400万年前の太古と推定されています。

 

15位、王立展示館とカールトン庭園 

ガーデンシティと呼ばれているメルボルンには緑が多く、4分の1が公園という自然に満ちた美しい街です。

オーストラリア人や、在住日本人も、人気のあるメルボルン。

そんなメルボルンの世界遺産「王立展示館とカールトン庭園」は、白い建物と緑の庭のコントラストが素敵なオアシス的存在。

1880年に開催された「メルボルン国際博覧会」のために建設した豪州初の西洋建築物です。

カールトン庭園の中には近代的な南半球最大の博物館「メルボルン博物館」があります。

  

16位、オーストラリアの哺乳類化石地域(リヴァーズレー/ナラコーテ)

オーストラリア・クイーンズランド州にあるリヴァーズレーと、南オーストラリア州のナラコーテにある2つの化石地域です。

リヴァーズレーとナラコーテはオーストラリア大陸を縦断できるほど離れた距離にありますが、

この世界遺産の共通点はオーストラリア特有の貴重な動物の化石が発掘されている点です。

 

17位、ウィランドラ湖群地域は、ニュー・サウス・ウェールズ州南西部の奥地にある4万年前の湖跡。

元々湖水地方だった所が約1万5000年前に干上がってしまったとされている。今では砂漠地帯で、総面積は約37万ha。

33kmに渡って延々と続く三日月型の壁のような砂丘は、湖底にあったシワが干上がってできたもの。

この壁は"ウォール・オブ・チャイナ"(万里の長城)と呼ばれており、人類の祖先であるホモサピエンスが

4万年前に生活していたことが判明しており、人類最古の火葬場が発見されたことでも有名。

 

18位、ハード島とマクドナルド諸島は、 オーストラリア大陸の西端にある都市のパースから南西方向に4100キロ、

アフリカ大陸から南東方向に4700キロ、南極大陸からは北方向に約1500キロ離れたインド洋に浮かぶ無人島の世界遺産。

亜南極地域に属する島の中でただ一つの火山島です。

もともとは、イギリス領でしたが、1947年にオーストラリア領となり、オーストラリアが現在管理しています。

誰も行く人が無くても、世界遺産なんですねぇ...私、世界遺産の意味、間違えてますか?

 

19位、マッコーリー島は、タスマニア州から南東約1500㎞に位置し、オーストラリア大陸と南極大陸のほぼ中間に浮かぶ

無人島。激しい風が吹き続けるため、木などの植物がほとんど育たず草原だけが存在。

雨量も多く亜南極地域の過酷な自然環境であるが、多くの野生動物や海鳥の楽園となっていて、

島の固有種のロイヤルペンギンをはじめ、キングペンギン、イワトビペンギンなど、何百万羽ものペンギンが生息しており、

またミナミゾウアザラシの重要な繁殖地となっており、10万頭近くが確認されています。

この島は自然保護地区のため、観光目的による上陸は禁止となっていますが、

タスマニア島からのクルーズツアーがあり、海上から島の様子を眺めることは可能です。 

ペンギンをこっそりと見るのが好きで、時間とお金に余裕のある方は、行ってみるのも良いかもしれません、

が、ペンギンの大群は、ここでなくても、世界遺産で無い地域では、もっと間近でご覧いただけます。

そこのペンギンは、人に慣れていて、愛想も良いです!

 

20位、バッジ・ビムの文化的景観 バジ・ビムは、オーストラリアの先住民グンディッジマラ族(Gunditjmara)の人々によって

6,600年前に開発された世界最古の水産養殖地です。超エコな養殖方法で、今までにないアボリジナルの生活様式

だったことなどから世界文化遺産にされました

...私なども、超エコに暮らしているので、是非とも、文化遺産に、、、なれませんか?

多分、エコな水産養殖に興味のある方には、見どころ沢山だとおもいます。

    

さて、

最後まで来てお気づきと存じますが、オーストラリア大陸は、日本の約20倍。

しかも、交通網は、都心部以外は、閑散としています。1年くらいかけるか、壮大な費用をかけなければ、

点在する世界遺産全部はまわれませんが、世界遺産並みの有名所はほかにもたくさんるオーストラリア。

オーストラリアの旅の達人たちは、キャラバンなどを借りて、一定の場所に決めて巡っています。

因みに、

クィーンズランドの世界遺産は、グレートバリアリーフ、フレーザー島、ゴンドワナ雨林、湿潤熱帯地域、哺乳類化石地域

ニューサウスウェールズの世界遺産は、オペラハウス、グレーターブルーマウンテンズ、ロードハウ諸島、ゴンドワナ雨林、

               ウィンドラ湖畔地域、囚人遺跡群

ノーザンテリトリーの世界遺産は、ウルルカタジュタ国立公園、カカドゥ国立公園

ビクトリアの世界遺産は、ロイヤルエキシビジョンビル、カールトン庭園、 バビジム文化的景観

西オーストラリアの世界遺産は、ニンガルーコースト、シャークベイ、パヌルル国立公園、囚人遺跡群、

南オーストラリアの世界遺産は、哺乳類化石地域

タスマニアの世界遺産は、タスマニア原生地域、囚人遺跡後

 

クィーンズランドと、ニューサウスウェールズはお隣同士なので、

より沢山の、国際遺産を巡ろうと思えば、ここらあたりがねらい目です。

タスマニア始め、17位、18位、19位、20位辺りにも、名も無い秘境はあるとは思いますが、

そこへ行くだけで、時間とお金がかかりますから、ニッチファンの方にしか、お勧めはしません。

 

因みに、キャラバンの値段は$40/1日 位からあるようです。(写真のようなものはお高いと思います)

キャラバンは、自分で持つと、車の手入れ、トイレの掃除、故障修理など、結構お金とヒマがかかるようですので、

借りる方も多いです。

https://www.camplify.com.au/s/campervan+motorhome

又、オーストラリアにはたくさんの、キャラバンパークや、ブッシュパークと言うのがあって、

シャワーや、バーベキューできる場所のついた、セキュリティの良い場所が、

$20~$35位で、使えますから、更に節約されたい方は、別にキャラバンで無くて普通車でも、

テントとキャンプセットを持って行けば、何とかなりそうです。

それでも、高くつくようですが、荷物を持たなくて良いし、交通費込みなので、一番お安く行けるかと思います。

長くなってきたので、友人から聞いた、ルートは、次回お話しします。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿