オーストラリアは、多民族国家のせいなのか、
他人のやっていること、服装などにも鷹揚です。
寒いところから来た人は、冬でもサンドレスきていたりするし、熱い国から来た人は、少しでも寒いと、
スキーに行くような恰好になったりもするし、民族衣装見たなものを着ていたり、宗教的な所作もするので、
きっと、いちいち気にしていたら、キリがないからだと思うのですが、
他人の目がうるさい京都から来た私としては、それは今でも、いつも思う事なのです。
あまり目立ちすぎる格好をいつもしていると、人に覚えられたりすることもあるかもしれないけれど、日本のように、
他人の思惑を気にしなくてはいけないということが、ありません。
私は、英語を習いに学校に週2回通っていますが、タイ、韓国、ブラジル、ルーマニア等々、国際色豊かで、
年齢は殆んどが30-50歳の女性でなのですが、皆、思い思いのおしゃれをして学校に来ます。
はっきり言って、まるでナイトクラブのラウンジみたいです。
いっぺん着てみたい?またはしてみたかった格好を、ここで実験している?
上から下まで紫で統一、しかも、ボディコン、とか、アラフィフで、
髪の毛をおさげにして、ベレー帽、タイツにショートパンツ、とか、
おおよそ、朝っぱらから着ないであろう、黒で、前にスリットの入ったミニドレスとか、
40過ぎで、ピンクのスパンコールのカチューシャして、ピンクのフリルのドレス…
とかとかとか。
日本じゃ、こういう格好は、40歳すんだら、
法律で、してはいけない事になっています?
お巡りさんにだって、まじ、職務質問されちゃう?
こういう格好、京都でしたら、きっときっと、何か言われずに、家に帰ることなどできません。
もちろん、素敵だなぁ、と思う人もいるし、全くオシャレじゃない人もいるんだけれど、
兎に角、何を着て行っても、放っておいてくれるのです。
私が日本にいた頃、私のジムはちょうど交差点のあたりで、道行く人が窓からよく見える場所にありました。
そこに、いつも1時ごろになると、一人の女性がたたずむのです。
いつも、白髪をお下げにして、しかめっ面で、白っぽい服を着て、赤い長靴に、日傘をさし、なんとなく、薄汚れて見えました。
何をするということもなく、辺りをキョロキョロして、しばらくすると、どこかに行ってしまうのです。
私は段々、なんとなく、彼女が現れるのを期待?するようになり、
その頃来ていたメンバーさんたちと一緒に、その女性のことを、馬鹿にするようになりました。
〝 あの、長靴おばさん、又、来てるよ。一体、何してるんだろうねぇ?〝
そのころ、宗教にはまってしまった人たちが、毒が降っているからと言って、
時々、雨も降らないのに、傘をさして、マスクをして歩いていたりしていたので、
段々、変人扱いするようになり、笑いの種にもしていました。
ところが、ある日、会員さんの一人が、その長靴の女性の情報を何処かから、聞いてきたのです。
〝彼女はね、本当は外交官の奥さんで、お金持ちで昔は、ちゃんとしてたんだって。
だけどね、彼女の息子さんが、彼女の目の前で交通事故にあって、亡くなっちゃったんだって。
それ以来、おかしくなっちゃっんだって〝
私は、頭からバケツで水をかけられたみたいな気分になりました。
ケースは違いますが、
刑務所教育専門官が言っておられました。
〝 理由があるんだ。何も理由のない人は、人と違ったことをしたりしない〝
偏見の反対語を、仏教語では、正見(しょうけん)と言うそうです。
良い言葉ですね!
他人のやっていること、服装などにも鷹揚です。
寒いところから来た人は、冬でもサンドレスきていたりするし、熱い国から来た人は、少しでも寒いと、
スキーに行くような恰好になったりもするし、民族衣装見たなものを着ていたり、宗教的な所作もするので、
きっと、いちいち気にしていたら、キリがないからだと思うのですが、
他人の目がうるさい京都から来た私としては、それは今でも、いつも思う事なのです。
あまり目立ちすぎる格好をいつもしていると、人に覚えられたりすることもあるかもしれないけれど、日本のように、
他人の思惑を気にしなくてはいけないということが、ありません。
私は、英語を習いに学校に週2回通っていますが、タイ、韓国、ブラジル、ルーマニア等々、国際色豊かで、
年齢は殆んどが30-50歳の女性でなのですが、皆、思い思いのおしゃれをして学校に来ます。
はっきり言って、まるでナイトクラブのラウンジみたいです。
いっぺん着てみたい?またはしてみたかった格好を、ここで実験している?
上から下まで紫で統一、しかも、ボディコン、とか、アラフィフで、
髪の毛をおさげにして、ベレー帽、タイツにショートパンツ、とか、
おおよそ、朝っぱらから着ないであろう、黒で、前にスリットの入ったミニドレスとか、
40過ぎで、ピンクのスパンコールのカチューシャして、ピンクのフリルのドレス…
とかとかとか。
日本じゃ、こういう格好は、40歳すんだら、
法律で、してはいけない事になっています?
お巡りさんにだって、まじ、職務質問されちゃう?
こういう格好、京都でしたら、きっときっと、何か言われずに、家に帰ることなどできません。
もちろん、素敵だなぁ、と思う人もいるし、全くオシャレじゃない人もいるんだけれど、
兎に角、何を着て行っても、放っておいてくれるのです。
私が日本にいた頃、私のジムはちょうど交差点のあたりで、道行く人が窓からよく見える場所にありました。
そこに、いつも1時ごろになると、一人の女性がたたずむのです。
いつも、白髪をお下げにして、しかめっ面で、白っぽい服を着て、赤い長靴に、日傘をさし、なんとなく、薄汚れて見えました。
何をするということもなく、辺りをキョロキョロして、しばらくすると、どこかに行ってしまうのです。
私は段々、なんとなく、彼女が現れるのを期待?するようになり、
その頃来ていたメンバーさんたちと一緒に、その女性のことを、馬鹿にするようになりました。
〝 あの、長靴おばさん、又、来てるよ。一体、何してるんだろうねぇ?〝
そのころ、宗教にはまってしまった人たちが、毒が降っているからと言って、
時々、雨も降らないのに、傘をさして、マスクをして歩いていたりしていたので、
段々、変人扱いするようになり、笑いの種にもしていました。
ところが、ある日、会員さんの一人が、その長靴の女性の情報を何処かから、聞いてきたのです。
〝彼女はね、本当は外交官の奥さんで、お金持ちで昔は、ちゃんとしてたんだって。
だけどね、彼女の息子さんが、彼女の目の前で交通事故にあって、亡くなっちゃったんだって。
それ以来、おかしくなっちゃっんだって〝
私は、頭からバケツで水をかけられたみたいな気分になりました。
ケースは違いますが、
刑務所教育専門官が言っておられました。
〝 理由があるんだ。何も理由のない人は、人と違ったことをしたりしない〝
偏見の反対語を、仏教語では、正見(しょうけん)と言うそうです。
良い言葉ですね!
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