オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア ボクシングデー

2017-12-28 00:55:08 | 日記
オーストラリアでも、クリスマスは祝日で、会社も休みで、


今年はクリスマスイブが週末にかかり、クリスマスの次の26日は、ボクシングデーに続くのですが、


日ごろから、余り曜日が関係しない日々を送っている私。


ボクシングデーの次の日が水曜日、何を隠そう、ごみ収集だということに気づかなかったのです。


祝日明けの早朝、外で何やらトラックがゴミ集め作業してるような音????


まさか…とカレンダーを確認すると、ごみ収集の日じゃありませんか!


ベッドから飛び出して外を見ると、まだトラックがごみ収集しながら、先の方に見えている!!!


ゴミ箱いっぱいなのに、来週までなんてとても持たない、で、超低血圧な私は、我を忘れ、


目の前真っ暗になりながら、手を振りながら、髪の毛振り乱して、パジャマのままで猛ダッシュ。



けれどもトラックは待ってくれない、、、気づかない振りしてるんじゃない???と言う疑惑を持ちながらも、


走る!!!走る!走る!!!


で、結局500mくらい走った所で追いついて、


101回目のプロポーズの武田鉄矢みたいに、トラックの前に走り出て、



トラックのおじさんに何やら叱られながら、(しんどすぎて聞こえない)


“戻ってきて!!!”とやっとの思いで叫んだら、


事情を察したおじさんが、”どこだ?あとで行ってあげよう” と。


そして、今年最後のお仕事を行っていただいたのでした。



…状況は、まるで恋愛映画の様…?じゃない???



自分の姿をふと思い出し、寝起きの顔を見られないように、元来た道、500Mばかり、とぼとぼと歩いて帰りました。



めでたしめでたし。






さて、前置きが長くなりましたが、ボクシングデー。


これは所謂スポーツのボクシングではなく、キリスト教の行事に由来する素敵なストーリーが2つあるのです。



中世の時代、屋敷の使用人たちはクリスマスデーも働かねばならず、


暇をもらえるのがクリスマスデー後の平日でした。


そして使用人たちは屋敷の主人から “Christmas Box” と呼ばれるお金や贈り物が入った箱をもらって、


家族が待つ家に帰ったということから “Boxing Day” と呼ばれるようになった(Wikipedia調べ)。



と言うことと、貧しい人たちのためにお金やクリスマスプレゼントの寄付を募った「箱」が教会に置かれていて、



それを開けるのがクリスマスデーの翌日の26日だったことから、そう呼ばれているという説もあります。


ボクシングデーがあるのは、オーストラリアだけでなく、


イギリス、カナダ、ニュージーランドなどもありますが、



今は、バーゲンの日になっていますから、



旅行にいらっしゃるなら、ボクシングデーを狙って来ると、素敵なお買い物ができるかもしれませんね!

















最新の画像もっと見る

コメントを投稿