オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア に初めて来た日のこと

2017-04-13 13:29:44 | 日記
春になると、新しい出発をすることが増えますね!


お仕事で、上京なさる方も多いことかと存じますが、いろいろな思いがあったことと存じます。


私にとっての上京は、今は懐かしい、シドニーでした。


新しい生活が始まるぞ!という期待感と、


何処までやって行けるんだろうかという不安と入り混じった気持ちで、降り立ったのは、


場所は変われど、皆同じ。


でもそこはマルチ民族国家


そのころだ出したばかり?だった、”地球の歩き方” をバイブルのようにして、あちこちに線を引き、



ポストイットをつけて、恐る恐る、町へ出ると、



当時の私にとっては、道行く人々は、キングコングや、ゴッドファーザー、はては、オリビアニュートンジョン


中には、聖母マリアや、デビルマンまで。(念のため、日本ではそんなこと思ったことありません)



特に男性のそばに行くと、いきなり襲われそうな気がして、できるだけ近くに寄りたくはないのですが、


何だったか忘れたけれど、いきなりキングコングが私に近寄ってきて、”ああ、どうしよう!”


と、固まっている私を、助けてくれたのを覚えています。


その日から、キングコングに対する恐怖と偏見は消えました。


まるで、映画の様ですね???




何処に行って、何を見ても珍しく、特に食いしん坊の私は、スーパーに行って、



おいしそうな、食べ物を買い食いするのがとっても楽しみでした。例えば、



こちらのパン。日本でいう、どっしり、しっとりしていて凄くおいしそうなのです。


日本のパンなんてくらべものにもならないくらい、すごくまずかったのを覚えています。


…なんて言うか、、、捏ねただけで焼いてないみたいな味?


今もそうですが、、、、もしくはましになった? もしくは私が慣れた? 今では、結構おいしく食べています。



最初に泊まったのが、ユースホステル。


お金の切れ目が、オーストラリア生活の終わり、という現実の中で、


一定の期間内でビザスポンサーになってくれるところを見つけないと、



帰国、新生活、悲惨な貧乏生活、ということになるので、ユースに泊まる年齢じゃなくても、安ければ良いのです。




私のバイブルの中にコラムを書いていらしたイミグレーションの斡旋会社をしてらっしゃる、


私にとっては神のような、日本人の方に連絡を取り、厚かましくも、


会いに行ったのを覚えています。


指定の場所に行く途中、見知らぬ地の上、方向音痴で、道がわからなかったので電話して教えを乞うと、


〝そんなことも出来ないようだったら、そりゃあ、君、ここでの生活は無理だ〝 と言われ、


〝わかります!行きます!〝と言って、どうにかたどり着いたのを、心配して外まで見に来てくださったのを覚えています。


こうして始まった、はた迷惑な新生活。


今では、襲ってきたゴリラとの子供たちも、思春期となり、私も正直言って、30歳を超えました。



皆様の上京、新生活、如何でしたでしょうか?


いつも、ブログを読んで応援してくださる皆さまとこういうお話ができる機会があればいいのになぁ、


と思っています。



感謝



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