オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 子供のお付き合い事情

2014-12-12 23:07:48 | 日記
私が日本に居る頃は、余り無かったんですけど、

こっちの子供は、頻繁に、友達の家にお泊りをしに行くのです。

土地が広いので、お家が広い、と言うせいもあるでしょうが、

相手のご家族も気楽で、あまり、お客様扱いしませんから、結構気楽に頻繁にできるのです。

例えば、

子供部屋にお客様用のソファーベッドがあるなんて所もありますが、

自分の子供はベッドでも、お友達は床に寝袋で寝させたりなんて大胆な行為も、有りだし、

朝ごはん、昼ごはんだって、子供が遊びすぎて要求しないと、無しなんて、野生的な扱いもして頂けるし、


日本のように、よそ様の子供を、天皇陛下がお下りくださったかのように扱うなんてことは無いのです。


行かせる時は、お菓子かワインか何かお土産を持たせ、

 ”Thank you for having me" などと挨拶させます。

親はわざわざ、玄関まで行って、挨拶しないのが、此方流のようで、相手の親も、玄関にさえ、顔を出さない事だって有りです。

夕食なんかもご一緒させて頂く事も大いにありますが、これも子供にとっては良い経験ですね!

好き嫌いも言いにくいですから。

で、


”今晩は子供が居ないから、ゆっくり出来るわね”


なんて、安心していると、

急に子供から電話がかかってきて、

”ママ、今迎えに来てくれる?”

”さては、何をしでかしたのか?!”

と、ぎょっとして、頭の中であれこれ、言い訳など考えながら、慌てて車を飛ばして迎えに行くと、


”うちの子が私のいうことを聞かないので、それを許して、好きなことばかりさせるわけには行かないから”

(お宅の子供と、仲良く遊ばせるなんて、そんな楽しいことはさせられないわ!)

と言う理由、 とか


 ”今から、ジムに行くので、引き取ってね”

とか、なんて単純な理由だったりするのです。


日本みたいに、相手の都合を考え過ぎて、不自由になる事も無いんでしょうね!


うちの子たちは、今日もお泊り。

思春期の男の子って、一体何を話してるんでしょうね?











オーストラリア ホリデー事情

2014-12-11 22:36:58 | 日記
日本でも、夏休みやお正月休みには、お出かけする事が多いのですが、


オーストラリア人は、夫婦主義の国家なので、子供をさっさと預けて、2人で過ごす、

と言う事がありがちで、夫婦でゆっくり出来る時間が取れ、子供も楽しめる、と言う事が、旅行の

条件になって来ます。

従って、

ホテルは、キッズクラブと言う(聞こえはいいんだけど…)要するに、保育園みたいなのが附いて

いる所が多いのです。


値段や、規模や、内容は、まちまちで、無料のところや、ただみたいな値段のところも沢山あります。

キッズクラブの極めつけは、何と言っても クラブメッド? これは、オーストラリアだけじゃなくて、

世界中にあるんだけれど、

お値段は高目ですが、お子様を愉しませるため、あの手この手で、色々な体験をさせ

てくれます…例えば、


サーカスの空中ブランコなんていう、親がびっくりするようなものから、(夜、その成果をステージ

で見せてくれるのです)

子供は得意だし、親は喜んで見るし、よく出来ているなぁ!と思うのです。


親が邪魔くさくてしんどいので、敬遠しがちな、下手なサッカーや、テニスのお相手とか、

親でもそんなの、受けた事無いんだけど、子供の癖に一人前に、ゴルフのレッスンとか…

あるのです。


こういう、お子様お相手施設は、学校でもやっていて、

夏休みの子供を退屈させない、、、、と言うか、

働いている親のベビーシッター代わり、に、夏休みの子供アクティビティ、と言う名前の下、

子供へのサービスを、大体一日、4000円から5000円くらいで代行してくれるのです。

絵を描いたり、ものを作ったりするだけでなく、

スケートに連れて行ってくれたり(別料金)、近場への遠足や、プールサイドでバーべキューとか

色々、子供を忙しくさせてくれるのです。

でも時々、ビデオを見せっぱなし、なんていう手抜きもありますが…

それだったら、別にお宅に御願いしなくても、ウチのテレビに御願いすれば良いんですけど…



ホテルについているキッズクラブは、全く保育園みたいなもので、免許のある保母さんや保父さん

が、子供を見ていてくれますが、


どっちにしても、何と言っても、子供にとっては

集団行動になるので、良い子にしていないと、その日の行事が取り消されたりするの

で、(そのアクティビティにお金払ったんですけど…)

子供にとっては、結局、学校の続きみたいなものかもしれないのです。


日本みたいに、子供に大人のお供をさせて、家族のあり方を見せるのが良いのか、


子供を預けておいて、夫婦が仲良くすれば、子供にとっても、結局は良いのか?


解りませんが、


ついでに言わせて頂くと、


夫婦一緒の布団で寝ないで、子供も一緒に寝るなんて、子供が自立しないし、

夫婦仲だって悪くなるよ!!!


なんていらんおせっかいを言われたりするんですけど、

日本は土地が狭くて、家が狭いんだから仕方ないでしょ!

って言いたい。


それだけ仲良くしてても、離婚率の超高い、オーストラリア。




なんで、そうなんでしょうねぇー???















オーストラリア スキャム事情

2014-12-03 22:44:33 | 日記
つい、1週間ほど前のこと。


1通の小奇麗な封筒が来て、中には、”アジアデラックスホリデー“

と言う会社からの、10周年記念の、スクラッチカードが2枚、カタログと一緒に届いたのです。

ああ、多分以前に、この会社の無料日本旅行の抽選に、帰国費用が浮いたらいいなぁ、と、

応募した事があるからね、


と、スクラッチをしてみたら、案の定、"THANKYOU” で、終わり。

もう一つの方をしてみると、なんと、2等賞、17000000US$!(1800万円くらい?)

1等か5等(旅行)までの人は、マレーシアの事務所まで、電話してね、と書いてある。

サイトを見ると、なんかそれらしいけど、

どうせ詐欺だろうし、電話代も勿体無いので、"2等賞があたったよ、お金、くれる?“

と、メールしてみる。

すると、こっちから確認の電話するので、電話番号、教えてね、と返事が来たので書いてみると、

ホテルのレセプションのような感じの人から電話がかかってきて、

チケットのシリアルナンバー、スキャンして送るなど、チケットを持っているか確認された後、

“さて、貴方の当クラブのメンバーカードの番号は?”

と聞かれても、そんなもん知らないし、無い。

“ああ、ここで、メンバーにならないとお金を上げないという詐欺なのね”

と思って聞いていると、

"心配しないで、今から会議に行くけれど、これは消して小さな額のお金ではないし、弊社の手違いなので、あなたをがっかりさせるような事はしないから“

と。


週明けに、電話がかかってきて、"大丈夫“ と言われて、すっかり”よかったぁ!“と、思っている私。それで、

会社とか、スポンサーの説明とか、このお金をどうするかとか、来年はシドニーにブランチをオープンするので、式にきてね、とか。
もう、気分はすっかり、17000000US$ なのです。
じゃあ、明日は、お金を振り込むから、ビザカードのナンバーを教えてね、(ナンバーを教えても、セキュリティ番号とか、有効期限を言わないとお金は引き出せないのは確認済み)
それから、香港のスポンサーと、電話インタビューをセッティングしているから、
明日の朝、オーストラリア時間10AM, 時間厳守で、Mr Ben Choiに電話してね。電話のかけ方、わかる?練習しとく?
お金が講座に入ったら、すぐ、僕にも連絡してね、

なんていわれると、ほんとうかなぁ!!!!だったら、生活、助かるなぁ!
で、次の朝、時間通りに電話すると、何だか中国語みたいなのを喋ってるんですけど、
例の男性の名前を言うと、解ったみたいで、無愛想そうな男性の声が出てきて
"実は困った事があって、消して少ないお金ではないので、香港の政府が、私の会社を保護する
為に、350ドルを貴方から、政府に払ってもらわなくては、入金できない“
というのです。そして、そういうことを詳しく書いた政府のパンフレットを送ってくるのです。
“ああ、そういう詐欺だったのね!!”
用意周到な割には、350ドルなんて、えらいコストの高い詐欺してるなぁ、と思いつつ
“ ウチ、母子家庭なので、そんなお金ないし、賞金貰ってからにしていい?“
と聞くと、そういう話は、マレーシアの担当と話してね“
と。

こっちの友達にこの話をすると、
“そら,もし当たりだったら大変だし、念のためお金払ったら?年末ジャンボ買ったと思って”
なんてアドバイスを貰ったので、そうれもそうかなぁー、なんて思ったけど、

次、電話がかかってきたとき、よく聞くと、350ドルではなく、3500ドル(38万円くらい?)

”ああ、これで解決!”

ウチはそんなお金払えないし、残念だけど、明日の1800万円より、今日の35万円ね”
なんてわけの解らない事を思って諦めたのです。
ああ、良いシュミレーション、したなぁ、と。
それだけ、用意周到で、礼儀正しく、心遣ってお仕事してくださるなら、
何も詐欺しなくても、普通のビジネスして上手く行くんじゃない?
と、思いつつ、

日本でも、詐欺事件は後を絶たないようですが、
詐欺師は世界共通?(英語でSCAM と言います)
ある種のお心遣い、抜群ですから、ついついのらないように、
気をつけましょうね!