「ある時」
ある時
私は
道を歩いてた。
どこからか
知らないおじさんが
声をかけてきて、
ふっと
友達になった。
いつまでも
一緒に
歩いてくるので、
どこ行くの?
と聞いたら、
そこじゃよ、
といって、
まだまだ
ついてくる。
どうして
そんなに
ついて
くるんだろう、
と思って
また、聞いてみた。
いやあ、そこじゃよ、
そこ。
何の愁いもなく
何の疑いもせず
どこかへ
行く気配もない。
三度、聞く。
どこへ行くの?
そうしたら
私は
光の中にいた。
ある時
私は
道を歩いてた。
どこからか
知らないおじさんが
声をかけてきて、
ふっと
友達になった。
いつまでも
一緒に
歩いてくるので、
どこ行くの?
と聞いたら、
そこじゃよ、
といって、
まだまだ
ついてくる。
どうして
そんなに
ついて
くるんだろう、
と思って
また、聞いてみた。
いやあ、そこじゃよ、
そこ。
何の愁いもなく
何の疑いもせず
どこかへ
行く気配もない。
三度、聞く。
どこへ行くの?
そうしたら
私は
光の中にいた。