「諦めて」
諦めてくれるかな。
そんなことで
諦めるかな。
次々と
襲い掛かる
不運と
戦いながら
考える。
このままで
いいのかな。
やってくる
やってくる
影たちを
振り払いながら
考える。
このままで
いいのかな。
空気が止まり
景色が止まる。
涼しげな風が
頬を伝い
おでこにあたる。
ヒヤヒヤした
空気たちが
私を包んで
そっと
微笑む。
スルスルと
景色が
動き出した。
どこへ
行くのだろう。
足の向くまま
心のままに
そっと
しておくがいい。
きっと
優しげな
風たちが
私を
あの人の下へ
運んでくれる。
もう、
諦めたかな。
私の
ところから
そっと
諦めたかな。
諦めてくれるかな。
そんなことで
諦めるかな。
次々と
襲い掛かる
不運と
戦いながら
考える。
このままで
いいのかな。
やってくる
やってくる
影たちを
振り払いながら
考える。
このままで
いいのかな。
空気が止まり
景色が止まる。
涼しげな風が
頬を伝い
おでこにあたる。
ヒヤヒヤした
空気たちが
私を包んで
そっと
微笑む。
スルスルと
景色が
動き出した。
どこへ
行くのだろう。
足の向くまま
心のままに
そっと
しておくがいい。
きっと
優しげな
風たちが
私を
あの人の下へ
運んでくれる。
もう、
諦めたかな。
私の
ところから
そっと
諦めたかな。