「たおやかな時」
開かれたところは
いつも
明るく
そして、静か。
水面は
ささやくがごとく
スヤスヤと
眠るがごとく。
平安という
音がやってきては
私の耳元で
ささやきあう。
さやさやと
ささやきあう
音たちが
私の頬を
かすめてゆく。
明らかになる
大地の向こうで
何やら
蠢いている。
くつくつと
笑っているのか
ここにまで
震えが伝える。
暗い夜空が
明けに染めて
紅くなるのを
見ていれば
ここにも
冬が来て
そして
春が来るのが
すぐわかる。
穏やかなひと時
何もかもが
けだるく
春の日の
秋の日の
たややかな一日が
スルスルと
過ぎゆく。
満ち足りて…
つつがなく…
何もなく・・・
開かれたところは
いつも
明るく
そして、静か。
水面は
ささやくがごとく
スヤスヤと
眠るがごとく。
平安という
音がやってきては
私の耳元で
ささやきあう。
さやさやと
ささやきあう
音たちが
私の頬を
かすめてゆく。
明らかになる
大地の向こうで
何やら
蠢いている。
くつくつと
笑っているのか
ここにまで
震えが伝える。
暗い夜空が
明けに染めて
紅くなるのを
見ていれば
ここにも
冬が来て
そして
春が来るのが
すぐわかる。
穏やかなひと時
何もかもが
けだるく
春の日の
秋の日の
たややかな一日が
スルスルと
過ぎゆく。
満ち足りて…
つつがなく…
何もなく・・・