「スズメの涙」
スズメは泣いていた。
そんなに悪いこと
してなかったのに
舌を切られて
泣いていた。
ちょっと
そこにあった
稲穂をついばんだだけ。
おなかがすいてたから
ちょっと
つついただけなのに。
バタバタ飛んでもいないよ。
だって
小さいんだもの。
人間の
手のひらくらいだよ。
そんなに
うるさくないよ。
朝ぐらいは
鳴かせてよ。
チュンチュン
チュンチュン
スズメが
鳴くくらい
いいじゃないか。
それでも
スズメは
舌を切られたよ。
スズメは
涙を見せて
泣いてるよ。
舌を切られたから
鳴けなくて
泣いてるよ。
チュンチュン
チュンチュン・・・
ほうら
どこかで
スズメの涙が落ちてるよ。
あんまり小さすぎて
見えないかな。
スズメの涙が
そこに浮かんでる。
スズメは泣いていた。
そんなに悪いこと
してなかったのに
舌を切られて
泣いていた。
ちょっと
そこにあった
稲穂をついばんだだけ。
おなかがすいてたから
ちょっと
つついただけなのに。
バタバタ飛んでもいないよ。
だって
小さいんだもの。
人間の
手のひらくらいだよ。
そんなに
うるさくないよ。
朝ぐらいは
鳴かせてよ。
チュンチュン
チュンチュン
スズメが
鳴くくらい
いいじゃないか。
それでも
スズメは
舌を切られたよ。
スズメは
涙を見せて
泣いてるよ。
舌を切られたから
鳴けなくて
泣いてるよ。
チュンチュン
チュンチュン・・・
ほうら
どこかで
スズメの涙が落ちてるよ。
あんまり小さすぎて
見えないかな。
スズメの涙が
そこに浮かんでる。