私の意表を突いた質問に、予想通り、調停委員はややウロタエ気味に(←あくまで私の受けた印象ですが)『(被害届は)受理されないでしょう』と応えてきました。
私は「そうですかぁ~」と一応云っておきましたが、既に被害届については、調べてありました。
(・・・・そんな筈はないのです)
“被害届” ”告訴” ”告発”・・・と色々ありますが、”被害届”は既定の書式を満たしていれば、警察は受理は、するらしいのです。
その後に捜査するかしないかは、警察次第です。
(まぁ、警察も沢山の事件を抱え人手がないので、この程度の事件では、せいぜい加害者に『こんな被害届が出てますが・・・』と電話するくらいでしょう。
(ましてこのケースでは、相手は大物ですから、警察は何もしない確率も高いです)
それでもいいのです。
私の言葉の目的は、「民事じゃなく、刑事にする気もありますよ」という意思を、別室で待機している相手方弁護士2名に、調停委員をメッセンジャーとして、間接的に伝えるためです。
雇用主である大保険会社の代表取締役に対して、被害届が出される・・・・・
素人考えですけど、もしそんなことになれば、保険会社の顧問弁護士としては”面目丸つぶれ”ではないでしょうか。
しかしです。
今の『平和ボケ日本』はともかくとして、海外では『訴えられたら訴え返す』『やられたらやり返す』と云うのは当然、且つ最善の自衛手段です。
正義を主張して、戦うためには必要です。