ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

「杮落とし」に学んだ

2006-04-29 18:07:33 | Weblog
区画整理が進んで、新築の家が増えた。最近は少なくなったようだが、建て前の酒宴の前に「こけらおとし」というのをする。一本残したくぎを棟梁が打ち込んで完成する作業。
受け売りであるが、「こけら」とは屋根板をはるための板や、はった後にでる木片のことをさすそうだ。昔の劇場は板をはってできてだったので、新築の時は、そのくずを「綺麗に掃除して落としてから使い始める」という意味で「こけらおとし」というふうに使われたという。
「柿落とし」入力すると漢字でこうでる。柿(かき)という字に見えて不思議に思った。
パソコン上はほとんど変わりないが、漢和辞典を見ると、果物の柿よりも、僅かばかり旁の天辺が長く見えるようだ。どこで差をつけるか?
決定的に違うのは書き順だった。
果物の柿という漢字は、木偏に「市」という5画のつくりだが、「こけら」は、木偏に市の真ん中の部分が上から下までつきぬけた4画のつくりだ。
ヾ(@^▽^@)ノちょっとえらくなった気がしたね。
吉「よし」も「きち」も打ち込めば同じ時が出るように、これも
時代が進めば、同じになってしまうかも知れない。
コメント
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