明日から9月、子供たちの学校もすでに始まっている。
来週から、読み聞かせが始まるので今日は本選びをした。
情報が氾濫し、スピードの加速する今の時代、人間はいそがしくなってしまった。
そこで新学期の手始めに「ゆっくりおじいちゃんとぼく」を選ぶことにした。
これが今では、廃版になって販売していないという事と、自分がせっかちで、あれやこれやとする事が多く、”早く、早く”が口癖だった子育ての反省も込めて・・・。
忙しい若いお父さんやお母さんは、自分のペースにさせたくて、なかなか子どもの好奇心にゆっくり付き合ってあげる時間がないものである。
この絵本のおじいちゃんにはセリフがない。
しかしにこやかな絵から、いつも見守っているおじいちゃんの大きな愛を感じる。
せめてゆったりとした気持ちで絵本を読んであげよう。