朝からのっぺりとした灰色の雲に覆われています。
Wさんから「十輪寺のモクレンがきれいだったよ!」という話を聞いていたので、「見頃の時期は短いモクレン、もう遅いかもな。でもまあ近場だから、とにかく行ってみようか」そう思い立ってでかけました。
十輪寺は木蓮寺とも呼ばれ、約400本ものモクレンが植えられているそうです。
庭はもちろん、山の斜面にも、もくれんの木がたくさんあり、木々に抱かれるようにお寺が建っていました。高台で見晴らしがとても良い。
しかし一本の紫のモクレンは咲いていたものの、白モクレンは御覧の通り。
人っ子一人いません。そりゃそうですよね。
見ごろの時期だったらさぞ素晴らしい風景だっただろうな、と想像をめぐらし・・・。
そんな中、こんなユニークな果実に興味がわきました。
「仏手柑(ぶしゅかん)(インド原産)」と書かれていました。
本当に人の手のような形をした柑橘類です。初めて見ました。
生食用ではなく鑑賞用として「生花」「茶の席」「正月飾り」「盆栽」などに珍重されているようです。
来年こそは時期を逃さないように出かけようと思います。