小学生の女の子が背負っていたのは、ブルーと黒の魅力的なツートンカラー。
我が家の息子たちの頃には、ランドセルといえば女の子は赤、男の子は黒と決まっていたものです。
この頃の子ども達は実に個性的なデザインとカラーのおしゃれなランドセルを背負っています。
最近は、アジア圏からの旅行客が子や孫へのお土産として、また、欧米からの旅行客はファッションアイテムとして買い求めて行き、 日本の「ランドセル」が国際的にも人気になってきているというのも驚きです。
現在では空港でも売られているとか・・・。
子供の物だけでなく、人気女優がニューヨークで赤いランドセルを背負って歩く姿が話題となり、20代、30代の男女の間でも人気が広がったそうです。
「丈夫にできているから、中学生になっても使えばいいのに・・。」と良く思いましたが、なぜか「ランドセル」は中学生になれば不要品。
「思い出がいっぱいのランドセルが捨てられない」というある母親からの相談を受け、ランドセルメーカーが、国際協力NGOと協力して、2004年から中古のランドセルをアフガニスタンに送る運動をはじめたそうです。
内戦により、学校が破壊され、荒れ地に座り込んで授業を受ける青空教室が今でも珍しくないアフガニスタンでは、ランドセルは通学用の他に、子どもたちの机替わりにもなっているとか・・・。
使用目的は国により違いがあるものの、海外でも大切に使われると言う事は良い事ですね。