パラ大会第7日目、連日熱戦が続いている中で、今日自転車ロードの女子タイムトライアル(運動機能障害C1~3)で、初出場の杉浦佳子さんが、25分55秒76で金メダルを獲得したというニュースが入った。
静岡県の富士スピードウェイを会場に、8キロのコースを2周してタイムを競った。
50歳での金メダル!
これは、男女を通じ日本選手史上最年長の快挙だそう。
自転車が趣味の、静岡県掛川市出身。
彼女の人生の分岐点は全て静岡県が関わっているそうである。
結婚で静岡を出たが、2016年の静岡県のレースで転倒し脳挫傷を負ってしまった。
一時は意識不明の重体となり、高次脳機能障害など後遺症が残った。45歳の時だったそう。
運ばれたその病院も静岡県だった。
障がい者となってしまってから、その後は競技生活を“第二の人生”として歩んできた。
全日本チャンピオンにも静岡県の人がいるそうだ。
今回東京パラリンピックなのに、自転車競技はすべて静岡県。縁があるんですね。
「頑張るしかないでしょ。ベロドロームもあるんだから多くの人に自転車に興味を持っていただいて、プロを応援してもらいつつ、プロを観て育つ自転車選手のお子さんや、障がい者の人にも自転車に乗ってもらいたい。若い人だったら、今からやれば伸びるから、今、若い障がい者はやるべきです。『私でもイケたんですよ』」と。
明るくインタビューに答えていた。
ただただ凄いしか言えない!
かっこよすぎるよ。