昨日の静岡新聞の記事に『ブログ整理も終活で』というのがありました。
新語・流行語大賞の2010年候補語60語にノミネートされた「終活」という言葉、徐々に世間に浸透しつつあるようです。
「Facebook」「Twitter」 「mixi」といったソーシャルネットワーキングサービスを利用している人が増えています。
便利で楽しいSNSですが、 事故などで急逝し、故人になったユーザーのアカウントがネット上に残ったままになるという事例も多くなっているそうです。
ネット上でつながっていた人たちにも、自分の死や感謝を伝えたいなら、人生の終わりに向けた終活に、ブログや交流サイトの整理も組み入れる必要があるというもので、お笑いトリオメンバーの小林すすむさんが亡くなったあと、ファンや知人への感謝の言葉をブログに掲載したのは奥様だったそうです。
私のように一方的に発信しているブログでも、発信しっぱなしで終わらず、自分の最後をきちんと伝え、閲覧のお礼をするのもネット社会のルールかなあと考えます。家族がやってくれたらいいんですが・・・。
生前に、IDやパスワードを家族に伝えて、サービスや処分方法を知らせておくのはもはや必須事項と言えるかもしれません。
通帳とかカードすらないネット銀行の口座、これは特に、わかりやすいようにしておかないといけないですね。早速記帳することにしました。
自分についてのあらゆる情報が丸わかりになるだけに、保管は厳重にしなければ…。
「PassMyWill」は万が一アクティブな行動が見られなくなった場合に、生死を確認するメールが送られ、そのメールに返信が無ければ、サービス側がリストにある全員にメールを送る仕組み。
大切な個人情報、登録してしまって大丈夫かなあ? 不安もあります。
又、「僕が死んだら…」というのは、人には見せたくないプライベートなファイルを完全削除するフリーソフトだそうです。
これからのネット社会で生きて行く上で、それぞれどんな方法が一番いいのか、対策を考えておいた方がいいのかもしれません。