明日から8月です。
今日7月31日は、蓄音機を発明したエジソンがその特許を取得した日とのこと。1877年と言いますから140年前?
彼が最初に発明した蓄音機は手巻きのハンドルをぐるぐると回し、ターンテーブルにSP盤を置き、盤の上にそっと針を落とすと、レコードに刻まれた溝を針が進み、サウンドボックスの振動板をふるわせるというもの。
蓄音機が発表された時、誰もいないところからしゃべる音が聴こえてくるため、陰で人がしゃべっているのでは?と疑う人もいたとか。
「しゃべる機械」と宣伝された蓄音機は評判を呼び、当時の大統領がエジソンをホワイトハウスに招くほどだったそうです。
そうそう、私が小学生のころ蓄音機ではありませんが、レコードプレーヤーが家にありましたね。
「童謡唱歌」のレコードを聞いた覚えがあります。みかんの花咲く丘、月の砂漠だったかなあ? なんとなく覚えています。
今残っていればお宝ものだったかもしれないのに…。
針で読み取った振幅の情報を、機械的に増幅する蓄音機の時代、電気信号に変えて増幅するレコードプレーヤーの時代、そして針を使わずレーザーを用いて非接触再生するレーザーターンテーブルの時代。
磁気テープ出現により編集作業も可能になり、さらにパソコンの普及と高性能化が音楽ファイルを圧縮して保存できるMP3「MPEG1 オーディオ レイヤー3」の出現も可能にしています。
音の再生の方法は時代とともに確実に大きく変化してきてだれでも楽しめる時代になってきています。