運命の5月19日・・・・久留米商業『第26回NHK旗 福岡県選抜高校野球大会』初優勝!
それはただの初優勝ではない!
今大会エースは登板せず、しかも主軸打者2人を欠いての優勝・・・ってコトに価値がある。
夏の予選は緊張感、連戦による体力消耗、梅雨時期の高湿度・・・・悪条件が「これでもかっ!」ってぐらい重なっているため、エース1人だけで勝ち上がれる程甘くない。
ましてや打者1人、2人だけが打つチームだったら、マークされてまともに勝負してもらえない。勝負してもらえなければその打力を発揮する場面すら失くなってしまう。
そう言った意味ではホントに価値ある優勝だと思う。
以前のブログでも書いたが、『NHK杯』が現在のようなトーナメント形式になったのは昭和63年大会から。
過去25回の大会で優勝したチームは夏、一度も甲子園に出場してない、『NHK旗で優勝した高校は夏は勝てない』と言ういわく付きの大会。
過去すべての大会を振り返っても、全25優勝校の中、そのまま夏を制した高校は4校。
香月投手(現巨人)を擁した柳川高校、
村田投手(現巨人)が投打の中心にデンと座る東福岡、
翌年も田中 賢介選手が打線を引っ張る東福岡、
九産大九産と4校しかない。 ※間違えてたらすいません。
まぁそんなジンクスは選手にとってはどうでもいい事で、「この大会からいかに調子を上げていくか!」が大事なのである。
それらの優勝校に対し久留米商業は『個の力』ではなく『全員』で勝ち取った優勝・・・「夏まで待てない」ってぐらい楽しみです。
一方の『マスターズ福岡大会』、後輩達に続け!とばかりに、老体にムチを打ちながらの激戦となった。
対戦OB校は今年度より参加した小倉東OB。圧倒的に前評判が高い。特に投手陣の評判は高く、入ってくる情報は日増しにその姿を大きくして行く。
対する久留米商業OBチーム、今年卒業したばかりのフレッシュ(見た目は別)な秋山、床島の両選手が参加。
試合当日、前夜から降り出した雨が試合直前まで降り続くいたが、昨夏完成したばかりの『光陵グリーンスタジアム』の素晴らしさに感動する。

球場到着時も雨は降り続き、「こりゃ~中止だろ!」・・・・雨が上がった1時間後には試合が開始された。グランドにはぬかるみもなくベストな状態で開始出来ると云う『水捌け』のよさ。もしこのグランドで自分たちの現役時代の練習場だったら・・・・考えたくないぐらい恐ろしい。

試合は開始直後から久留米商業OBチームの打線が奮起。
新加入の床島選手が挨拶代わりの右中間三塁打を放ち、勝負強い尾嶋選手が先制のタイムリー、その後も野中、秋山のタイムリーで3点先制。
その裏に1点を返され3-1で迎えた3回表、こちらも新加入・秋山のバットが火を噴く。
初球の肩口から入ってくるスライダーを振り抜くと鮮やかな放物線を描いた打球はレフト芝生スタンド上段まで運ぶツーランホームラン。
その驚愕の飛距離には、詰めかけた3万2千人ぐらいの観客も唖然!スタンドは水を打ったように静まり返った。
その裏にも2点を返されたが、5-3でリードし後半戦へ!(※大会規定で前半は34歳以下、後半は35歳以上)
その後半戦は一方的に攻め立てる小倉東OB、必死のディフェンスの久留米商業OB。
ジワジワと詰め寄られ5-5で向かえた最終回も無死1・2塁のピンチを何とかしのぎ同点のまま試合を終えた。
結果・・・・・・・・・・・・・・じゃんけん抽選にてトーナメント上の勝敗を決する事となった。
野球の神様はしっかり見ているんだろう、普段から行いが悪い35歳以上チーム、3-5で負けてしまい、今年の甲子園への道は閉ざされてしまった。
しかし小倉東OBチームの投手陣、噂ににたがわぬ強力投手陣だった。出てきた4人の投手の球速、コントロールともに素晴らしく今大会の台風の目どころか大本命だと言っても過言ではないだろう。
小倉東OBには頑張ってもらいたい。が、『初出場・初優勝』ってのはどうなんだ?
マスターズ福岡を牽引し、過去何度も優勝している伝習館OBには、マスターズの厳しさを教えて欲しいんだが、伝習館OBチームをまとめあげてるヤツの笑顔も見たくはないし・・・。
とにかく久商OB選手の皆さん「お疲れ様でした」
次戦は文化街にてナイターといきましょう!