「春はセンバツから・・・」高校野球ファンの間ではすっかりおなじみとなっているフレーズ。
ついに出場32校が決まった。
27年ぶりの春が訪れた池田高校、
04年・夏に初めて北海道に優勝旗を持ち帰った駒大苫小牧、その時の主将・佐々木さんがどれだけ香田イズムを継承してるのか?それプラスどんな脚色をしたチームをセンバツに連れて来るのか?
そして九州からは大会史上最多の6校を送り出す。
明治神宮枠の沖縄尚学、九州地区代表として、春夏通じて初出場の美里工業(沖縄)、神村学園(鹿児島)、鎮西高校(熊本)、創成館(長崎)、21世紀枠で選出された大島高校(鹿児島・奄美大島)と、躍動する姿を想像せずにはいられない。
その中でも比較的コンスタントに出場してるイメージはあったんだが鎮西高校が24年ぶりってのはちょっとしたサプライズだった。
ちょっとしたサプライズと言えば、花巻東が漏れた。
センバツの選考基準はまずは地区大会の優勝校が選出される。
その後はその優勝校とどんな試合を演じたか?つまりその高校の最終成績はもちろんだが、やはり優勝校との対戦成績が大きな比重を占めている。
それは近年の九州大会でも起きている。九州枠は4つ、つまり順当に行けば九州大会ベスト4がすんなり選出されるんだが、準決勝で大敗してしまえばベスト8の高校が選出された例もいくつかある訳で・・・。まぁ主催の毎日新聞が「秋季大会はあくまでも参考にしか過ぎず、センバツの予選ではない」と言ってる以上、選考委員の好き嫌いで決まる・・・なぁ~んてこともないと信じたい・・・。
それがコレ → 例年では東北枠は2校。東北大会優勝の八戸学院光星はすんなり選出、その決勝で戦ったのは宮城県気仙沼の東陵高校。
あの震災を乗り越えてよく頑張ったんだが決勝は13-2で大敗してしまった。
であれば、準決勝で優勝した八戸学院光星と2-1と接戦の末、破れた花巻東の方がチームとしては上では・・・とはならなかった。
それどころか補欠校にすら選ばれてない。
理由はコレ↓ ↓ ↓
花巻東はラフプレーでセンバツ漏れる
同じような事が関東大会でも。
関東・東京枠は6校。
決勝戦 白鴎大足利 6-3 桐生第一
準決勝 白鴎大足利 3-1 山梨学院大付 桐生第一 5-0 佐野日大
この4校は順当に選出されるとして残りの2校は、
白鴎大足利 3-1 習志野
山梨学院大付 4-3 健大高崎
佐野日大 5-3 横浜
桐生第一 2x-1 霞ヶ浦
優勝校と接戦を演じた習志野高校なのか?
準決勝で優勝した白鴎大足利に接戦で破れた山梨学院大付・・・と接戦で破れた健大高崎なのか?(もうこのへんまで来ちゃうと書くのが面倒くさくなる)・・・で、結局選出されたのはベスト8で対戦した佐野日大と横浜高校に決まった。
ここでも優勝した白鴎大足利と準々決勝で接戦の末破れた習志野高校は、これまた補欠校にも選出されなかった。
う~~ん、まさに高校野球の世界は奇々怪々です。
選ばれた32校は悔いのないプレーで思いっきり『春・甲』を楽しんで下さい!
平成25年度の高野連登録校は4,048校。センバツ組以外の4,016校はすでに夏に向かって走り出してます!
しかし夏に向かって走ってるのは球児だけではありません。
球児たちのプレーを裁く審判員の方々も走り出してます!
恒例?の審判講習会より
選手を指導する監督も熱がこもってます!
そして最後はコイツ!『リアルアンパンマン』です。
久留米商-近大福岡で活躍し、この春からは大阪に就職で旅立つ。
久商球児の皆さん!この夏はリアルアンパンマンをアルプスを招待しようぜ!