庄川嵐山をライトアップ ソメイヨシノも幻想的に
北日本新聞 4月12日(土)9時6分配信
対岸からLEDで照らされ浮かび上がった庄川嵐山
桜の開花時期に合わせ、砺波市庄川町庄の「庄川嵐山」一帯とソメイヨシノのライトアップが始まった。庄川右岸に咲き誇る桜や山並みが幻想的に浮かび上がり、観光客が対岸から眺めを楽しんでいる。温泉旅館「庄川温泉ゆめつづり」(砺波市庄川町金屋、小西淳一社長)と庄川峡の環境保全に取り組むNPO法人・庄川峡わくわく倶楽部が観光名所にしようと実施。同温泉は庄川嵐山のライトアップを通年で実施することを検討している。
庄川嵐山は庄川右岸の三条山などの山々で、京都・嵐山の景色に似ていることから名付けられた。中腹にエドヒガンザクラ約200本が自生しているほか、庄川合口ダム付近にソメイヨシノが植えられている。
庄川峡わくわく倶楽部は昨年4月、中腹のエドヒガンザクラの大木を根元から発光ダイオード(LED)でライトアップした。ことしは、同倶楽部理事長を務める小西社長が砺波嵐山のライトアップに取り組むことにした。
ゆめつづりの屋上に設置した大型LED8基で砺波嵐山に光を当てた。LEDにはピンクのフィルムが貼ってあり、山全体がピンク色に染まった光景を、観光客がカメラに収めていた。
庄川合口ダム右岸のソメイヨシノ7本については、同倶楽部が期間限定でLED15基を使い、ライトアップしている。ダムを運営する庄川沿岸用水土地改良区連合が同倶楽部の環境美化活動を評価し、電力を無償で供給している。
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北日本新聞社
最終更新:4月12日(土)9時6分
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