気持ちに答える身体

今週、マダムJudyは、スポーツ選手のようだった～

エアロビに、ジム、そしてランニング、自転車も～♪


エアロビクス系のクラスをトータルで、約8時間近く受講

昔、さんざんやったエアロビの動き。

身体は覚えている。

1980年代に日本で流行りましたよね～。

Judyと同じ年代の女性は、はまった人も多いのではないかしら～

Tバックみたいなハイレグにレオタードをはいていたような覚えが・・

今はそんな格好が流行っていなくて、ほんとうによかった

ジェーンフォンダのビデオも懐かしい。

10代20代に楽しかったことって、何歳になっても好きなものなんだなあ、と改めて思う。



エアロビクスがやりたい！という気持ちに、

一生懸命に答えて動いてくれる自分の身体を

こんなに愛おしいと思ったことはない。

しびれはあるものの、夢中になると、忘れている。

それよりか、癌の治療をしていることをすっかり忘れている時間があったことに、後になって、驚く。


おかげで、足は筋肉痛。

腿もふくらはぎも、パンパン

この感覚、大好きであ～る


毎日、 Judyを心配して見てくれているお手伝いさんに、

今週は、一度も横になってお休みされていないんじゃないかしら！と、言われた。

そうなのです。
こんなに動いているのに、とてもとても元気なのです

吐き気もなく、倦怠感も忘れていた。

ほんとに嬉しい1週間でした。


今日は、エアロビのあと、ホームにショートステイしている母に会いに行った。

しかし、どこにも、母が見当たらない。

徘徊中だった・・・

母を見つけて、一緒に楽しく徘徊することにした。

耳にエアロビのハイビートな音が残っているので、

リズミカルに手をつないで歩く

途中で、足を上げたり、手を回したりしていると、母が大笑いしながら、何となく真似る。

いつのまにか、二人で盆踊りになってしまうが、無邪気に大喜びしている母が嬉しい。

エアロビの精神は、色々と役に立っているでしょ～。

絶対、楽しくて笑顔になるんだから！


ベンチに座って、素足の足をマッサージをしていたら、

突然、母が、私の黒い爪を見て、

困った顔をして、「あらぁー」と言う！

こんな反応があることが、すごいことなんです。

私と笑いながら身体を動かして脳が活発になったのか～？

その上、「どうしたの？」と聞く。

これもすごい。

「病気になっちゃったのよ」と、言ってみた。

母は、ものすごく悲しい顔をして、黒い爪を撫でる。

そして、なんと、

「なおるわよ。」と・・・言ったのです。


思わず、この言葉に、Judyは、泣いてしまったのです。

一番、寄りかかって励まして欲しかった人に、やっと、治るよ、と言ってもらえた。

今日このとき、やっと、甘えたかった「母」に出会えた。

なおるよね、って、ワーワー泣き出しそうになった。


必死で泣かないように目をこすっていたら、

母が、私の頬を細くなって小さくなった両手で包んでくれた。

本当に、「ママ」に戻った！　わかるのね・・。

ビックリするような母の行動。

久しぶりに、小さな頼りない娘になったわたし・・・



どんなに惚けても、やっぱり全部わからなくなるわけじゃない。

愛を感じる脳だけは、活動を止めないんだと確信した。



エアロビクスで、ママみたいな人も、笑顔にして元気にしたい。

もちろん、乳癌の人も！


今週は、本当に久しぶりに～素晴らしい1週間だった～