ついにランス・アームストロングに！

2012 LIVESTRONG Assmblyご報告その2　

前回の続きです


初日のセッションのランチが終わったあと、、、、

突然のできごと。

Surpriseeeee--------

ついに現れました！

ランス・アームストロングのご登場です！！



抗癌剤が始まる前、彼の本ーただマイヨ・ジョーヌのためでなくーを読んだことがきっかけで、

あの闘病生活を乗り越えることができた私にとっては、

こうして実際に会うことができたことは、大感激でした。

なんたって、この3年わたしのメンターだった人。

この人の存在がなければ、わたしはこれほど運動もしていないだろうし、

フルマラソン大会にも出なかっただろうし、

泳ぐこともなかっただろうし、

エアロビクスのインストラクターの資格も取らなかっただろうし、

ランニングツアーのガイドをすることもなかっただろうし、

乳がんフィットネスの会も作らなかっただろうし、

チャレンジャーとして生きていこうだなんて、

全く思わなかったでしょう。


その人が、

あの本の主人公が、

なんと１ｍ位近くにいる。

Oh,ジーザス！

ばっちり、パワーもらいましたよーん




しかし、表情研究家として彼の顔を見ていると、

とても彼とは一緒に暮らせないと思いました。

（暮らせないから！（笑））

恋人にもなれないし、妻になるのもお断り。

（これもありえないから!（笑））

かなり自己中心的な人、〝今ここ〟にはいない、もう次の用事のことを考えている感じ、と勝手に判断しました。

だからこそ、ここまで強くやってこれたのでしょう。


話が脱線しました。。。


そして、セッション終了後、ほぼ休憩なく、夜のパーティに突入。











次の日は、朝7時から朝食、黄色い軍団で圧巻。




8時半から,全員で、Mission Meeting.





What`s new with LIVESTRONG Mission?



最後は、テーブルごとに、ケーススタディ、ロールプレイで問題を解決していきます。

そして、ランチ後、閉会式で幕を閉じました。





ざぁ～っと、報告させていただきましたが、全体的な印象は、

LIVESTRONG財団とは、なんぞや？という、リーダーへの教育と、

リーダー同士の交流会、という意味が強いように思いました。

リーダーは、がんのサバイバーでない人ももちろんいますが、

サバイバーは圧倒的に多いように思われます。


Are you Survivor? は、日常的な会話。

この会話が気軽にできることは、ちょっと嬉しかったです。

そして、イキイキと輝いて生きている人が多かった。

自分の経験を誰かのために尽くして生きていることが共通点。

大きな勇気と前向きな力をもらいました。

そして、さすがランスの財団だけあって、それとやっぱりアスリートが多い。


顔も身体も引き締まり、元気はつらつ、かっこいいなーと思って話していると、

乳がんのサバイバー。

教えてくれたWEBサイトを見てみると、抗癌剤治療の頃の写真がいきなりアップされていて、

この人も、たくましく乗り越えてきたんだなと、嬉しくなる。


しかし、私は、ガンになったら、絶対に前向きに明るく生きなきゃいけない、とは思いません。

こうするべき、と自分の意見を押しつけるつもりも全くありません。

たまたまガンになっただけであって、

人によって、それまでの人生の送り方、その人の性格、価値観、ハックグラウンド、全てみな違うので、

自分の思うように生きればいいのです。

泣きたい人は、泣けばいい。忘れて生きていきたいのなら、それもありです。

自分なりのやり方を見つけて、暮らしていけばいいのです。

今回、LIVESTRONGとは何か？　という問いが何度かでてきましたが、

私はこの定義は人それぞれ違う意味があるとしみじみ思った。


弱い人に強く生きろ!と言っても酷。

これは普通の人にも言えることです。

その人なりに、ステップバイステップ、

ゆっくりと生きていく方がいい人もいます。

つまり、LIVESTRONGとは、

『私らしく』自分の人生を生きていこう、ということ。


そして、それができるためのサポートをしてもらうことも必要。

ガンの告知を受けたときから、ある意味、全て、生活が変わる。変わらざるを得ない。

自分まで変わらなくてはならないときもある。

でも、それはとても苦しいことを私は知っています。


そんなとき、誰も自分の気持ちをわかってくれない、と卑屈になってみたり、

もう二度と昔のように働けないのだろうかと、絶望したり、

何もかもやる気をなくして、落ち込んで引きこもったり・・・。

このLIVESTRONGでの活動を通じて、

私はそういった精神的部分で、

がんサバイバーのために役立つ活動をしていきたいと思っています。

少なくとも、今すぐ私が行っていることから、進めていきたいと思います。

『乳がんフィットネスの会』『２８ウォーキングの会』『JOYRUN』

みんな、身体を動かして、汗をかいて、おしゃべりして、笑顔になって、気持ちをシェアすることの出来る会です。


あなたはひとりじゃない、と声をかけ、

あなたはあなたのままでいんだよ、と伝え、

あなたらしく生きられるように、と願いながら、

共に楽しく生きようと、笑い合いながら、

心身のリハビリになるきっかけを作っていきたい。

私の残りの人生は、こんな気持ちで人や社会に尽くして生きていきたいと思っとります！


ガンにならなかったら、私の人生の中で絶対に経験することの無かったことがたくさんある今日この頃。

ガンよ、ありがとう！


（Japan for LIVESTRONGのリーダーたちと）



次回は、ランスアームストロング財団のオフィスをご紹介します♪（これが、なかなかかっこいよいのです）