マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

乳癌術後2年半

2011-07-30 | 乳がん(がん)について
本日、術後2年半後の検診結果を聞きに癌研へ。

いつだって、待っている間は、落ち着かない。

予約の時間より40分も過ぎた頃、

ようやく診察室に呼ばれた。

先生がリラックスした様子で、笑って挨拶してくれた。

ほぉ~~~

先生の笑顔の通り、何も問題なく、

2年半も無事クリア

よかった、よかった!


次回の3年目の検診は1月だけれど、

ここからホルモン療法のお薬が変わることになった。

ノルバディックスから、

閉経後の患者用のアリミデックス(アナストロゾール)というお薬にチェンジ。

抗癌剤が始まってから、一度の生理が来なくなってしまい、そのまま。

また薬が変わると、最初の時期は、副作用で苦しむんだろうか。。。


今までの薬の副作用は、一時に比べたら、

ずいぶん落ち着いてきたけれど、

今、イヤなことは、

●増えたままの体重がなかなか落ちないこと。

●ときどき、顔、足首から先や、手の指が、やたらむくむこと。

●睡眠障害(すぐに目が覚めてしまう)

●めまい(この1ヵ月、起きるようになった)


全摘した左胸の強ばりやしびれは、ずいぶん良くなった気はするけれど、

この麻痺したような違和感はもう元にはもどらないのでしょうね。

術後すぐの頃は、鉄板で巻かれているような感じだったけれど、

感覚が慣れてきてしまったのか、

よくなっているのか、

鉄板感覚は無くなった。


でも、動かせば動かすほど、楽になることは確か。


睡眠障害については、

最近は、できるだけお薬も飲まないようにしているのだけれど、

夜中に何度も目が覚めてしまう。

6時間一度も起きずに寝るということが無理。

そのため、月に1回くらい、ベンザリンを服用して、

ぐっすり眠る日をあえて作っていた。


昼間は、午後になると、ものすごく眠くなるときがあり、

フッとどこでも、10分くらい深い眠りに陥ることが多い。

これもこれで気持ちいいのだけれど、

朝起きたときの、ぐっすり眠った満足感みたいなものが欲しい。

一応、先生に訴えて、ベンザリンを処方してもらった。


なぜ、起きてしまうのか?

これも何度も分析しているのだけれど、

トイレ、

喉が渇く、

左腕が苦しくなる、

5時半に必ず目が覚めてしまう、

このどれかで起きるようだ。

4つもあるから、これが全部起きても、一晩4回。


トイレに行かないように寝る前は水分を取らないようにすると、

喉が渇いて、何度も起きてしまうし、

左腕が苦しくならないよう、枕やクッションを工夫して置いてみたりしたけれど、

途中で変な体勢になり肩が凝ってしまったり、首をちがえてしまったり、これも大変。


まっ、しょうがない。

片方のおっぱいが無いんだから、色々あって当たり前。

完璧を求めようとする意識がいけない。

もともと人間は不完全なものなんだからさ~!

と、自分に言い聞かせています


さあ、次は3年目に向かって、がんばろう~


最近、あと5年しか生きられない、と思って毎日生活している。

(これ、決して否定的な意味ではなく、それよりあポジティブな気持ちでそう思っている)

そう思うと、妥協が無くなってくる。

イヤなことはイヤ。

しかし、やらなければならないことは、すぐ実行。

やりたいことは、絶対にやる。

いらないものは、捨てる。

欲しい物は手に入れる。

(捨てることの方が多い)

背中にリュックを背負っていて、

その中に入る物だけをセレクトしている感じ。

大切なものだけがリュックに残っていくのだろうけれど、

何が必要なんだろう、と思う今日この頃。

リュックもいらないかもしれない。

大事なものは、形が無くて目に見えないものばかりなんだもの。

要するに、究極言えば、

この身体さえひとつあれば、

生きていけるということ。

そう思うと、たまに、

自分の身の周りの物をほとんど処分してしまいたい気持ちになる。


生きるために、

自分にとって、大切なものは何か?

大事なことは何か?

これを癌は、命をかけて教えてくれたんじゃないかな。


生きるために何が何でも大切にしなければならないものは、

自分の身体。

とにかく私の身体が無くなると、悲しむ人もいるからね。

愛する人たちのためにも、私の身体がエネルギーを持っていないと、

周りの大事な人たちと笑い合うこともできない。


自分の身体を大切にするためには、

自分のメンタリティも大事にしないと身体にくるし、

どう生活するか、ということも影響する。


この1年は、

Quality of Lifeの意味を消化した1年だった気がする。


今思っているのは、


ふわ、ふわっと、

優しい春風のように生きていきたいなあ・・・



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
退職者 (ジュノ)
2011-09-30 09:47:54
四年前に胃がん発見,サーバイバーでス。4ヶ月前に乳ガンが発見され、両方乳房摘出してもらいました。
ガン初期(ステージ1-2)でしたが、古希も過ぎた老婆、必要もないものは取り除いてくださいと外科医に頼みました。
現在、ホルモン治療(アナストローゾル)を処方されていますが、いろいろ不信な点があり、自分で加減服用をしています。
あなたの日記にある人生観に共感することが多く、コメントをさせていただきました。
また、おじゃまして読ませて頂きます。
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