この写真、抗癌剤真っ最中に、両親と温泉に行ったときのもの。
めちゃ笑っています(笑)
今日は、
父に無事だった結果を報告しに。
これで、再発する可能性が3%くらいになったよ!
と、思わずオーバーに言ってしまった。
すると、父が、
本当によかったなあ、本当によかった、
と言うと、
いきなり、ボロボロ泣きだした。
よくがんばったな、
と涙で震える声に、
思わずもらい泣きです…
誰もいなかったらワンワン号泣しそうだった。
この二年間、
父にとっても辛かったはずだ。
母の介護、そして、介護中による母の大怪我。
それがきっかけで、あれほど自分で母の面倒をみたいと頑固にこだわっていた父だったのに、
突然自信を失い、
もう限界だ、ごめん、たすけてくれ、と私に懇願した。
私が闘病中だったので、
父にしてみれば、どんなに、苦しいお願いだったのだろう。
私にとっては、
両親と一緒に暮らせなかったせいで、父にこんな辛い思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちだった。
そして、結局母が介護施設に入居したことにより、父は50年近く共に暮らした母と別々となり、完全な一人暮らしとなった。
介護の肩の荷が降りたとは言え、
私には父の寂しさが痛いほどわかっていた。
どんなに、哀しく、切なく、苦しかったことだろう。
私も母に会いに行く度に、帰りの車の中で、よく泣いていた。
愛する人が、
記憶を失っていくことが、
こんなにも哀しく、
こんなに虚しいこととは…
なんとも切なくやりきれない事実。
母はホームでひとり、何を思うのだろう。
母には会いたいのだが、母を見るのが辛かった時期があった。
父も私も、なんとか前向きに頑張ってきたんだよね。
父と二人でいるときも、
この父と娘は、
母の話しは、わざとのように笑いながら話をしていたものね。
でも時々、父が笑い泣きしてるのを知っていたんだ。
私も一緒に笑い泣きしたかったよ…。
自分の癌のことも、
本当は母に泣きついて聞いて欲しかったもの。
色んな意味で深く濃い二年間だった。
父が真っ赤な顔で、泣いていた私にささやいた。
お前には感謝してるんだ、
ありがとうな、
って。
わたしはその瞬間、
すべての辛かったことが
ただただ、
胸いっぱいに抱き締めたいほど、
私の愛しい人生の一部に変わっていくのを感じた。
私の命を作ってくれてありがとう。
今、2月7日、47歳11ヵ月30日、
一生忘れない日になりました。
どんなに辛いことにも、
感謝できる日が来るんだね。
人間はなんてすごい生き物なんだろう。
すべてに感謝致します。
めちゃ笑っています(笑)
今日は、
父に無事だった結果を報告しに。
これで、再発する可能性が3%くらいになったよ!
と、思わずオーバーに言ってしまった。
すると、父が、
本当によかったなあ、本当によかった、
と言うと、
いきなり、ボロボロ泣きだした。
よくがんばったな、
と涙で震える声に、
思わずもらい泣きです…
誰もいなかったらワンワン号泣しそうだった。
この二年間、
父にとっても辛かったはずだ。
母の介護、そして、介護中による母の大怪我。
それがきっかけで、あれほど自分で母の面倒をみたいと頑固にこだわっていた父だったのに、
突然自信を失い、
もう限界だ、ごめん、たすけてくれ、と私に懇願した。
私が闘病中だったので、
父にしてみれば、どんなに、苦しいお願いだったのだろう。
私にとっては、
両親と一緒に暮らせなかったせいで、父にこんな辛い思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちだった。
そして、結局母が介護施設に入居したことにより、父は50年近く共に暮らした母と別々となり、完全な一人暮らしとなった。
介護の肩の荷が降りたとは言え、
私には父の寂しさが痛いほどわかっていた。
どんなに、哀しく、切なく、苦しかったことだろう。
私も母に会いに行く度に、帰りの車の中で、よく泣いていた。
愛する人が、
記憶を失っていくことが、
こんなにも哀しく、
こんなに虚しいこととは…
なんとも切なくやりきれない事実。
母はホームでひとり、何を思うのだろう。
母には会いたいのだが、母を見るのが辛かった時期があった。
父も私も、なんとか前向きに頑張ってきたんだよね。
父と二人でいるときも、
この父と娘は、
母の話しは、わざとのように笑いながら話をしていたものね。
でも時々、父が笑い泣きしてるのを知っていたんだ。
私も一緒に笑い泣きしたかったよ…。
自分の癌のことも、
本当は母に泣きついて聞いて欲しかったもの。
色んな意味で深く濃い二年間だった。
父が真っ赤な顔で、泣いていた私にささやいた。
お前には感謝してるんだ、
ありがとうな、
って。
わたしはその瞬間、
すべての辛かったことが
ただただ、
胸いっぱいに抱き締めたいほど、
私の愛しい人生の一部に変わっていくのを感じた。
私の命を作ってくれてありがとう。
今、2月7日、47歳11ヵ月30日、
一生忘れない日になりました。
どんなに辛いことにも、
感謝できる日が来るんだね。
人間はなんてすごい生き物なんだろう。
すべてに感謝致します。
本当によくがんばったと思います。
ガンばかりではなく、いろいろな事が重なってつらい日々が続き、心身ともに疲れきってしまうことも多々あったでしょう。
でも大笑いしたり号泣したりしながら乗り越えてきたのですね。本当に尊敬します。
一番最初にJudyに出した手紙のことを思い出します。見えない杖になると書いた記憶がありますが、結局杖になっていただいてばかりだったかなと・・。
こうして無事に誕生日を迎えることができるというのは、私たちにとってはとても意味のあることです。
自分の在り方、家族のこと、仕事のこと、たくさんのことを誕生日がくる度に振り返るのです。
来年の今日、Judyがどんなことをどんなふうに感じているのか、それもまた楽しみですね。
心からの言葉を贈ります。
おめでとう。 By Sabavian
いやいや、私なんかより、S君の方が、ほんとうにえらいなあ、と思いますよ~!
よくがんばっているなあ、といつも感心しながら、そして私も頑張らないと、と勇気をもらっています。
本当にひょんなことから、こうしてブログでお互い、近況報告となってしまいましたが、ほんとうに見えない杖になっていただいたと思いますよ~!!
こころから、ありがとう、です。
こうして色々なことを丁寧に振り返り、前に進めるのも、病気になったお陰とも言えますもんネ♪
お互い、身体に気をつけて、楽しく愉快にがんばりましょう。