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今朝、従姉妹からメールがあり、石巻市にいる祖母がやっと避難所(釜小学校)から叔父の所に移動したと連絡が入った。
ずっと心配で、でもどうすることもできず、不安な毎日だったけれど、
ほんとうに良かった!
元気とのことだったけれど、
それでも、どんな風になっているのか詳しいことはわからないまま、
心配しながら、息子と卒業式へ向かった。
卒業式が始まる直前に、
ようやく仙台市に住んでいる従兄弟と電話がつながった。
東京で働いている従兄弟がたくさんの物資の詰まったいくつものトランクを持って、
東京からやっとのことで仙台に来たらしく、
二人で石巻へ向かおうとしている最中だった。
しかし、石巻に向かうバス停には人が溢れていて、
途方に暮れているとのこと、
とりあえず、電話を切った。
そんな中で、息子の卒業式。
色々な思いが交錯する中、
240人、一人一人の生徒が名前を呼ばれ卒業証書の授与が始まった。
幼稚園から一緒の子供達もいる。
すっかり大人になった姿に驚き、感嘆しながら、
眺めていた。
本来だったら、もっと喜び溢れた卒業式だったのだろうか。
この子達は、不運にも、
大変な未来を担わなければならないことになってしまった。
どうしようもない事実であり、
この現実から逃げられないのだ。
すると、
私の中でどんどん強いエネルギーが湧いてきた。
突然、それはひとつの大きな固まりとなって、
身体の奥底に、
まるで重石のようにドーンと沈んだ。
それは、きっと覚悟のようなものと似ている気がする。
今の私の役目は、
たとえ被爆をしても、
この子達を守り、
将来の日本が必ずや再建できるよう、子供にその能力をしっかりと養うことだ。
まずは、私が出来る限り、
被災者の人たちを支援する、ということも大切なこと。
それは、ゆくゆくこの子達の日本再建力を育てることにもなるだろう。
毎日、被災地のためにできることをしていこう。
そして、息子を少しでもこの日本の役に立てるよう、しっかりと育てよう。
15歳の美しく幸せな春であるはずの日に、
前代未聞のこの恐ろしい震災が起きたこと、
不安と希望を抱えた卒業式となってしまったけれど、
頑丈な根っこを育ててくれることでしょう。
私はこの子達が強さと信念を持って、
この日本を立て直していくことを信じたいと思います。
感慨深い卒業式でありました。
がんばれ、息子たち!!
未来に向かって、あきらめず、へこたれず、くじけず、生きて欲しい。
おかあさまは、いつまでも応援団長
たとえ死んでも、風になってあなたのそばで励ましていきます。
卒業おめでとう
ずっと心配で、でもどうすることもできず、不安な毎日だったけれど、
ほんとうに良かった!
元気とのことだったけれど、
それでも、どんな風になっているのか詳しいことはわからないまま、
心配しながら、息子と卒業式へ向かった。
卒業式が始まる直前に、
ようやく仙台市に住んでいる従兄弟と電話がつながった。
東京で働いている従兄弟がたくさんの物資の詰まったいくつものトランクを持って、
東京からやっとのことで仙台に来たらしく、
二人で石巻へ向かおうとしている最中だった。
しかし、石巻に向かうバス停には人が溢れていて、
途方に暮れているとのこと、
とりあえず、電話を切った。
そんな中で、息子の卒業式。
色々な思いが交錯する中、
240人、一人一人の生徒が名前を呼ばれ卒業証書の授与が始まった。
幼稚園から一緒の子供達もいる。
すっかり大人になった姿に驚き、感嘆しながら、
眺めていた。
本来だったら、もっと喜び溢れた卒業式だったのだろうか。
この子達は、不運にも、
大変な未来を担わなければならないことになってしまった。
どうしようもない事実であり、
この現実から逃げられないのだ。
すると、
私の中でどんどん強いエネルギーが湧いてきた。
突然、それはひとつの大きな固まりとなって、
身体の奥底に、
まるで重石のようにドーンと沈んだ。
それは、きっと覚悟のようなものと似ている気がする。
今の私の役目は、
たとえ被爆をしても、
この子達を守り、
将来の日本が必ずや再建できるよう、子供にその能力をしっかりと養うことだ。
まずは、私が出来る限り、
被災者の人たちを支援する、ということも大切なこと。
それは、ゆくゆくこの子達の日本再建力を育てることにもなるだろう。
毎日、被災地のためにできることをしていこう。
そして、息子を少しでもこの日本の役に立てるよう、しっかりと育てよう。
15歳の美しく幸せな春であるはずの日に、
前代未聞のこの恐ろしい震災が起きたこと、
不安と希望を抱えた卒業式となってしまったけれど、
頑丈な根っこを育ててくれることでしょう。
私はこの子達が強さと信念を持って、
この日本を立て直していくことを信じたいと思います。
感慨深い卒業式でありました。
がんばれ、息子たち!!
未来に向かって、あきらめず、へこたれず、くじけず、生きて欲しい。
おかあさまは、いつまでも応援団長
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たとえ死んでも、風になってあなたのそばで励ましていきます。
卒業おめでとう
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