昨日は24年ぶり、スーパームーンの皆既月食だそうですね。
時間になって外に出たら、2~3人の人が空を見上げていました。
頬に当たる風は雨を含んだ感じで、見上げたけど、星の一つも見えません。
東京では見ることができなかったが、沖縄の妹から画像が届きました。
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ここから長くて暗い?ですから、どうぞスルーして、興味のある方だけお付き合いください
妹からは月の画像以外に花の画像も届きました。
仏桑花の花です。風鈴仏桑花もあります。
仏桑花はハイビスカスの原種です。
元々、沖縄にはこの二つの赤い花しかありませんでした。
沖縄では赤花(あかばなー)と呼ばれました。
先ずは風鈴仏桑花(ふうりんぶっそうげ)です。
仏桑花です。
あかばなーは別名、後生花(グソウバナ)と呼ばれました。
よく茂って花が絶えないことから沖縄では生垣に利用され、
また墓前・仏壇に供える花として用いられてきました。
縁起のいい花ではなかったのです。
赤花という古い歌を覚えていましてね、
検索してみました。
どのくらい前でしょうか。
ネーネーズという4人組ユニットが出てきて、
沖縄民謡を歌って、全国区のテレビにも出たりしました。
赤花という歌を歌っていました。
夏の陽ざしにに 真っ赤に咲く赤花
なぜ人達(ヒト)は 後生花(グソウバナ)と言うのでしょうか
美(チュ)らく 美(チュ)らく 咲ちょうる赤花
赤く 赤く 咲くちょうる赤花
肝苦(チムグ)り者(ムン)や赤花
ひとりぼっちの赤花
YouTubeで曲を聴いてみましたが、私が覚えているのとは
曲も歌詞も違っていました。
ただ、私が覚えている歌詞がベースになっていることは確かなようです。
私の中にある赤花の歌詞
あん(あんなに)美(ちゅ)らく 咲ちょうる
赤花るやしが(赤花なのに)
ぬんち(なんで)世ぬ人(世の人)や
ちぃらてぃ(嫌って)くぃゆが(くれるのか)
ちぃらてぃ(嫌って)くぃゆが(くれるのか)
探しても、探してもネットにはありませんでした。
ハイビスカスが出回り始めたのは、私が中学から高校に
行く辺りです。
思えば、遠くへ来たもんだ~ ですね。
気を取り直して
八重のハイビスカスです。
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月桃です。
葉っぱは香りが良くてカーサムーチーを作ります。
ムーチーは餅のことです。旧暦12月8日に健康長寿を祈念して、
餅粉から作られ、月桃の葉に包まれていて、カーサとはこの葉っぱです。
ムーチーを食べると元気な子になる言い伝えがあります。
月桃のことを方言ではサンニンと言います。
月桃という歌をご紹介いたします。
月桃
作詞:海勢頭豊
作曲:海勢頭豊
月桃ゆれて 花咲けば
夏のたよりは 南風
緑は萌える うりずんの
ふるさとの夏
月桃白い 花のかんざし
村のはずれの 石垣に
手に取る人も 今はいない
ふるさとの夏
摩文仁の丘の 祈りの歌に
夏の真昼は 青い空
誓いの言葉 今も新たな
ふるさとの夏
海はまぶしい キャンの岬に
寄せくる波は 変わらねど
変わるはてない 浮世の情け
ふるさとの夏
六月二十三日待たず
月桃の花 散りました
長い長い 煙たなびく
ふるさとの夏
香れよ香れ 月桃の花
永久(とわ)に咲く身の 花心
変わらぬ命 変わらぬ心
ふるさとの夏
6月23日、慰霊の日
慰霊の日は、沖縄県民で知らない人はいないといっても過言ではないほど、
浸透している休日です。しかし、その一方で全国的には「いつでどんな日のか知らない」
という人もいるでしょう。
6月23日は、1945年に現地の司令官だっだ牛島満中将が自決したとされる日です。
沖縄県は、この日を日本軍による組織的戦闘が終結した日と捉え、
平和を考える日にする記念日にしたのです。
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ブーゲンビリアです。
ソテツの花です。
こんなに立派なのは中々見ることができません。
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お付き合いいただいた方、ほんとにありがとうございます。