第2、第4土曜日は「あやめ会」という句会に参加しております。
第4土曜日は先生が来て、添削してくださいます。
添削していただいた私の句を備忘録としてアップいたします。
興味のない方はうちの可愛いいちごが、娘に転がされて喜んでいる
姿をご覧になって、
する~して
くださいませ(*^o^*)
1、原句:熟れ柿を濾過してケーキ作る午後
作者:熟し過ぎた柿を「あなたなら何とかできるでしょう。」を
いただいたので、濾過して2段にしたチーズケーキ風を
作って好評だったのを句にしました。
先生:作るのがお好きなんですね。いいですよ。
少し、文章を整理しましょう。
添削後:熟れ柿を濾してケーキを作る午後
2、原句:芦ノ湖の水鏡にも紅葉映え
作者:妹たちが上京してきて一緒に箱根に行きました。
お天気に恵まれ、芦ノ湖と回りの風景が映り込んで
きれいでした。
先生:いいですねえ。
ここは「映え」ではなく、「映ゆ」にしましょう。
添削後:芦ノ湖の水鏡にも紅葉映ゆ
3、原句:冬支度ひよどりの毛も抜け替わり
作者:カメラをやるようになって、レンズで覗くひよどりの毛が
可哀想なほど抜けて、生え替わった時の安堵感を詠ってみました。
先生:冬支度は秋の季語ですが、晩秋です。鳥類の羽根が抜け替わるのは
繁殖期が終わった夏から初秋ですから、無理があります。
季語を考えてみてください。
添削後:初秋やひよどりの毛も抜け替わり
4、原句:猫を撫で駅伝を見る神無月
作者:私は駅伝を見るオタクです。私がテレビの前に座ると猫が
やってきて一緒に見ます。
先生:ここのところ、駅伝が多かったですねえ。この句だと猫と
人間が別々の方を見ている感じなので、ここは抱いて一緒に見ましょう。
添削後:猫抱いて駅伝を見る神無月
5、原句:揺れる紅(あか)しなやかに咲く貴船菊
作者:秋明菊が貴船菊とも呼ばれることを、今年知りました。この呼び方を
とても気に入り、背が高く風に揺れている姿を詠んでみたかった。
先生:たくさん詠んでください。紅(べに)ではなく、紅(あか)と強調
されています。ならば、あかをもっと強調してみましょう。
添削後:しなやかに揺れるよ貴船菊の紅
6、原作:脚立立ててっぺんの柚子挟み込む
作者:大きな柚の木のてっぺんの方の柚子を、脚立、更に鋏で採りました。
そういうことが得意です。
先生:挟み込むがどういうことかと思いましたが、そうなんですね。
怪我しないように気をつけてください。直しはありません。
7、原句: 落ち葉踏み歩み危うし歳となり
作者:脚立に乗る元気もありますが、足元は危ないです(^▽^)
先生:あらあら、気をつけてください。「危うし」ではなく「危うき」にしましょうか。
添削後:落ち葉踏み歩み危うき歳となり
8、原句:去年も来た友の便りは吊るし柿
作者:故郷の沖縄では吊るし柿はないので、いただいたのが嬉しく句にしました。
先生:知らないでやったのでしょうが、「去年」は新年の季語です。
添削後:届きたる友の便りは吊るし柿
お出でいただきありがとうございます。
・*゜'*,…。✿✿…・*゜'*, ✿。.*…: ✿……。
パン型の中より聖書の言葉
今日の1枚
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべて
の事について、感謝しなさい。これがキリスト・イ
エスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
Ⅰテサロニケ 5:16ー18