それは5月中頃の出来事
芥川龍之介の羅生門で以前より気になっていた羅城門跡へ
小さな公園内に跡地を示す案内板
記念写真は撮っておかないと、と思い
パチリパチリ撮っていると花壇を手入れ
なさっておられる方が
どちらから来られたのですか?と尋ねて来られ
アレコレ話していると
リンゴやレモンの香りがする草や
少し変わったドクダミなどを分けてくださりました
物語とは正反対の出来事
怖い老婆ではなく
とても気の良い方に出会い
下人は走って逃げるどころか
お礼にお茶でもと思い自売機で買い戻ると
もう居ませんでした
この様に一人の下人は頂いた草花をリュックに詰め持ち帰ったのだ
追伸
大阪のとあるベランダで
貰った草花は元気に育っております
和を求めイメージを考えるには
思いやりは外せない要素でした