写真家の兄の撮影助手の一日だった。
助手といっても何もできるわけではありませんが、雑誌社の方と機材運び。
長野県の文化財写真集の取材・撮影だ。
カーナビもお手上げの山道を行く。
今は戸数が10数軒となってしまった、山中の廃寺の仏像撮影だった。
お年寄りが、床の抜けそうなお堂を管理していた。
真言密教系の寺で、人知れずひっそりと守られていた、といえば絵になるが
「最低の年金生活のジジ・ババが、こずかいだしあって守ているだけせ。
県の宝といったて、俺たちにゃさっぱりわからねーわい。
俺なんか、かくれんぼのときにゃ、この仏様の下にもぐりこんだもんだじ」
真新しい鍵を預かっているお爺さんは県宝と盛んに力説、子供の頃のはなしをしてくれた。
濃い緑の樹木に沈み込んだ集落は、お爺さんが悪がきだった6-70年前は、かなり活力のあった所であったろう。
人手がはいらなくなっていく久しい畑が、樹木に埋もれていた。
場所については盗難の危険があるのでご容赦ください
写真集のご案内は後日に・・また、冒頭の写真は小生のバカチョンで、非文化財指定
助手といっても何もできるわけではありませんが、雑誌社の方と機材運び。
長野県の文化財写真集の取材・撮影だ。
カーナビもお手上げの山道を行く。
今は戸数が10数軒となってしまった、山中の廃寺の仏像撮影だった。
お年寄りが、床の抜けそうなお堂を管理していた。
真言密教系の寺で、人知れずひっそりと守られていた、といえば絵になるが
「最低の年金生活のジジ・ババが、こずかいだしあって守ているだけせ。
県の宝といったて、俺たちにゃさっぱりわからねーわい。
俺なんか、かくれんぼのときにゃ、この仏様の下にもぐりこんだもんだじ」
真新しい鍵を預かっているお爺さんは県宝と盛んに力説、子供の頃のはなしをしてくれた。
濃い緑の樹木に沈み込んだ集落は、お爺さんが悪がきだった6-70年前は、かなり活力のあった所であったろう。
人手がはいらなくなっていく久しい畑が、樹木に埋もれていた。
場所については盗難の危険があるのでご容赦ください
写真集のご案内は後日に・・また、冒頭の写真は小生のバカチョンで、非文化財指定