棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

連続する生命体

2013-07-30 07:21:45 | 山郷の暮し
「マンダラ絵の隙間を埋めた意味」といっても、なんのことかお分かりになりませんよね。
マンダラの絵は仏様がびっしりと描かれています。そして、背後(普通の絵で言ったら 背景空間)には様々な模様が絵描がかれています。
そのことについて教理の説明はありませんが、あることよりその模様の意味 または位置づけを模索しだしました。
 その模様の意味に気がついたのが、縄文模様のような原始的な初元的な表現をしている、熱帯雨林に住むダヤック族でした。
そして、「連続する生命体」が生まれてから20年たちます。
過去の表現は生命の姿を代表的に「りんご型」として表してきましたが、より抽象的な表現を試行しています。
つまり、動き なのです。方向性のある動きから、混沌とした動きの表現なってきました。

この作品の発想は、モコモコと湧き上がってくる力強い湧水を見ているうちに、神話的な運動とも言えますが、混沌とした動きから生命が誕生した。
そんな、初原的な命の根源を表しました。
同時に、そのエネルギーの源は「波動」だとし、どのように表しえるか今後の大テーマなのです。

ryusun

つぶやき

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