棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

蟻さん達

2014-10-03 09:59:47 | 山郷の暮し
今朝も暖かく、やわらかな風が幾分色づいてきた桜の枝を揺らす。
背中にお天道さまを受けボーーーとする。
痴呆的生活ですが治療をしているのだ、と自分に言い聞かせ「何かを考えているつもり」です。

足元を見れば、蟻たちがせわしく動きまわっている。
一匹のアリが自分の体の数倍もある「干からびたミミズ」を転がしたり、持ち上げたり、それは大変な作業を繰り返している。
「仲間を呼んでくればいいのに」と思いながら眺めていると、唐突にものすごいスピードでどこかにいってしまった。
しばらくして一回り大きな蟻が、この餌を見つける。
これも同じように、干からびたミミズと格闘をし、またまた消えてしまった。
30分以上眺めていたが、蟻の一団がやってくる気配はない。
私のほうが飽きてしまった。

確か「子供科学相談」だったと思うが、蟻は自分の巣の仲間以外で生きてゆくことができないらしい。
つまり、遠でをして自分の家がわからなくなったら、一人では暮らしていけないらしい・・。
たしか、匂いをつけて行動をしているラシイ。
と、ラシイと無責任なことを書いていますが、研究者は確りと観察しておられるのでしょう。

ryusun

つぶやき

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子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本