満月が湖面に映る様を描いたのであるが、これは実写ではなく創作の空間だ。
以前に試みたことがある和紙の 絞り の方法で、どのような染まり方をするのかわからない所がある。
ソレが面白いので、予想を超えることを期待をするが、さほどのものでは無かったのだが。
キャンバスは布ではなく障子紙なのです。
化学繊維の入った紙は非常に強く、かなり無茶なこともしてきた。
くちゃくちゃな状態を幾分伸ばし、これに描き入れるのであるが、これから先が私のあみ出した方法である。
裏打ち(表具のひとつで、裏にもう一枚糊付けをすること)をするのだが、絞った部分が延びてななか均一な面にならない。
これにはまいった。
プロの表具師では絶対にやってくれないだろうなー、と思いつつ苦戦をしているうちに、しわも絵の要素にしよう。
そして、ちぎりえ の技法をとりいれれば、まったく問題はない、と気がつく。
制作結果は、ちぎりえの技法は使わなかったが、細かいしわの動きが面白く、彩色により強調する。
これは予想よりも上出来で、まるでニンフが漂っているように見えてきた。
さて、問題は上部であるが、花吹雪が頭に降りかかるま近な空間を設定。
難しい。
足元の水面は当然平面の広がり。
それに、頭上の空間を表すのだ。
失敗をもかまわぬと、意を決して黒系と白色のペンキを撒き散らす。
花吹雪の様子になったが、頭上の位置になっていない。
試しに花びらを実物大くらいに切り抜いて散らしてみる。
正直びっくりするほど空間が生まれた。
絵画制作の面白さを改めて知る思いであった。
それより、金銀の箔にて最適な位置に画着込む。
緊張感というかぎりぎりでの均衡を保っている画面は、ほんの一点で変わってしまう。
例えれば天秤秤のようなもので、均衡を保ちながら錘が増してゆくのである。
この夜の部が最も楽しく、予測を超えた作品になった。
以前に試みたことがある和紙の 絞り の方法で、どのような染まり方をするのかわからない所がある。
ソレが面白いので、予想を超えることを期待をするが、さほどのものでは無かったのだが。
キャンバスは布ではなく障子紙なのです。
化学繊維の入った紙は非常に強く、かなり無茶なこともしてきた。
くちゃくちゃな状態を幾分伸ばし、これに描き入れるのであるが、これから先が私のあみ出した方法である。
裏打ち(表具のひとつで、裏にもう一枚糊付けをすること)をするのだが、絞った部分が延びてななか均一な面にならない。
これにはまいった。
プロの表具師では絶対にやってくれないだろうなー、と思いつつ苦戦をしているうちに、しわも絵の要素にしよう。
そして、ちぎりえ の技法をとりいれれば、まったく問題はない、と気がつく。
制作結果は、ちぎりえの技法は使わなかったが、細かいしわの動きが面白く、彩色により強調する。
これは予想よりも上出来で、まるでニンフが漂っているように見えてきた。
さて、問題は上部であるが、花吹雪が頭に降りかかるま近な空間を設定。
難しい。
足元の水面は当然平面の広がり。
それに、頭上の空間を表すのだ。
失敗をもかまわぬと、意を決して黒系と白色のペンキを撒き散らす。
花吹雪の様子になったが、頭上の位置になっていない。
試しに花びらを実物大くらいに切り抜いて散らしてみる。
正直びっくりするほど空間が生まれた。
絵画制作の面白さを改めて知る思いであった。
それより、金銀の箔にて最適な位置に画着込む。
緊張感というかぎりぎりでの均衡を保っている画面は、ほんの一点で変わってしまう。
例えれば天秤秤のようなもので、均衡を保ちながら錘が増してゆくのである。
この夜の部が最も楽しく、予測を超えた作品になった。
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