棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

17-友の遍路便り-39延光寺に到着

2009-05-17 08:03:48 | 四国遍路
足摺岬先端に近い38番金剛福寺は、太平洋のまばゆい光をあびているラシイ・・
境内は12万平方メートルと、88箇所中1-2をきそう大寺院のようです。友は昨日その寺を出発し、39番延光寺へと、70キロのまたまた長い道のり。しかも、800メートル近い山越えもあるようです。ヒマラヤの岸壁にとっついていたとしても、テクテク旅はしんどいことだろう。

昨夕にメールがどっさり届きました。
ここは 修行最後の地 土佐わ三原村 いま39番延光寺にむかっています 修行最後の宿があそこで良かった…!菩提(悟り)に 入ります
修行突入!『 修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ! オラ!オラ!オラ!』カカッテキナサイ土佐!384・6km 下町のナポレオン縛り付け 小五郎と高知県乱入
ミスチョイス・靴・ 安売り・ ¥3000(ソレでも俺にとってわ高かった)・歩くと足がデカくなるみたい。 サンダル(900¥)をガムテープで補強にする。 第一ラウンドからめげそう
ぶっかいあん付近自動車修理店 自動車置場にテントを張らしてもらう オマケに おせったいで 風呂も ビールも ツマミ(トコブシ・めちゃうま)も
第一ラウンド休憩後 オヤジサンにお札渡したら 『お前らやるのォ~』と 涙ぐんだ『 オヤジサンもやるのぉ~』私も心が涙ぐんだ ありがとう!… 本日出費インスタントラーメン¥200飲み物¥300

見直した-猫のチビクマ

2009-05-16 17:00:14 | 賢犬さくら
お父さんから面倒見ろよ、といわれてもとてもする気にはなれない。ましてやオッパイの心配なんかするもんか・・。
「サクラは母性本能に目覚めてくんネーナー」と、背中を丸めてストローでミルクをやっているお父さん。
昨日、なにをおもったか猫が私の餌鉢をなめだす。「そおか、クマはミルクから卒業か。となるとウンコの心配があるなー」
そお、チビはどこでおしっこをしているのか、私にも解らない。
先ほどお父さんがトイレ用の砂を買ってきて、縁側におく。「これからしつけなきゃー。これがたいへんだ・・」
ところが、このチビ介はいきなり跳んできてウンコをする。これには私もびっくり。大したヤツだ。
まだ面白くは無いが、チョロチョロされるのにも幾分はなれてきた。
むしろ、外に出たときトンビにさらわれてしまうことだ。2年前に私の子供もさらわれてしまった。

16-友の遍路便り

2009-05-16 08:23:40 | 四国遍路
不思議-高知
昨日のお泊まり ここは日本…?…か…? バス停で臭い足洗ってたら 泊めてくれた。
しかしふしぎここ ネパール…?…雲南…?しかし 激嬉しかった 懐かしかった ありがたかった
クックファイティングの 鳥だらけ 。
酒はチャン(注・ネパールの地酒どぶろく)勿論…(自家製)…心配…下痢が… しかし凄く凄く嬉しい
道路わきの側溝でわ… 金魚…こい…イモリ…が 生活シテマス
ガスがぶるさがっています …ふしぎ…です

編集中に最新の便りが入りました。8-35
ここは 修行最後の地 土佐は三原村 いま39番延光寺にむかっています 修行最後の宿があそこで良かった…!菩提(悟り)に 入ります

15-友の遍路便り

2009-05-15 11:14:34 | 四国遍路
足摺岬に到着とメール。ひとまずごくろうさまでした。
ワタシは若かりし頃、四国の色町巡礼をしたことはあっても、お遍路は頭のすみにもかすめなかった。また、観光的にも興味がなく足摺岬もいったことがない。しかし、縁があるのです。それは私の絵の師匠が岬の灯台をモチーフに多くを描き、特に足摺岬の灯台の絵は師の代表作でした。私は現場まで一度もお供をしたことがなく、手前の高知市内でもっぱら筆をつかっていました・・・。
そんな若かりし頃が思い出され、足腰が確り回復したら、今度は参拝に行きたいものです。
友よ、今日はあたりをゆっくり観光するのもいいのではないか。

足を引きずりやってきました 足摺岬 こんなとこにラスタカフェがあり 寄って見ると みんな リュウサンの友だちの友だちでした 今一緒に歩いている田中さんも また リュウサンの友だちの友だちでした

 14-友の遍路便り

2009-05-14 13:32:27 | 四国遍路
五月の強い光にきらめいているのに、ときおり激しい風には冷たさがある。2-3日前には真夏日だったのに、上着を必要とする。
こいのぼりがきりきり舞いをしています。

今朝の便りには足摺岬まで20キロ。発心=徳島 修行=高知 菩提=愛媛 涅槃=香川 と称しているんだそうです 。高知は 寺と寺がひじょーに離れており かなり厳しい道のりですので早く修行を終え 愛媛 香川と行きたいです。 ちなみに 今日は足摺岬まで20km地点まできました

本によると、スカイラインをさけて半島をS字型にうねったあと、岩がちな海辺をていねいにたどりながら、窪津・津呂・大谷といったふるい漁業集落を得ながら岬へ歩んでいるのであろう。
海岸は急な斜面になっているところが多く、段々畑に人懐っこく、暖かな半農半漁の人たちが迎えてくれる。とある。

13-友の遍路便り

2009-05-13 18:30:12 | 四国遍路
手元にある本「四国遍路で生まれ変わる」は、私が壁画をさせていただいた住職の著書だ。残念ながら数年前になくなられてしまったが、僧に成り立ての昭和54年から3度遍路をしている。いずれも托鉢をしながらの、四国遍路を綴ったものです。
現在の様子が、当時とどれほど違っているのか私には見当がつかないが、歩くということはまったく代わらないつらい旅にちがいない。
それだけに人々の人情には感謝感激、至福の感動を得ることができるのであろう。
この本には、太平洋に沿って歩む長丁場でであった人々の親切に、ひときは感謝の意を書き表しています。
メールはドノ地点の地蔵堂かわかりませんが、遍路でなくては決して味わえない心境へと昇華してゆくようです。

地蔵堂 あと二つで 修行(高知)が終わり 菩提に入ります 早く涅槃 に入りたいです いまわただ 修行です

仲良くしろと言われても

2009-05-13 09:24:52 | 賢犬さくら
「サクラこの猫の名前はクマ子だ。なかよくしろよ」
「クマ・だか、クマ子だかしらないが、仲良くしろといわれてもワタシは本質的に猫がきらい。目の前をチョロチョロされると、理性が働く前に私の体は襲い掛かってしまう。そのようにご先祖様から授かってきたのだ。それをいまさら・・・
お父さんはストローでボロ猫に牛乳を流し込んでいる。ついでにワタシにもくれ、やたらと頭をなぜてくれるがるが、お世辞をいっているみたいだ。
猫のヤツはワタシをみても、初日のようにフーフー言わなくなった。

12-友の遍路便り--ひたすら歩く

2009-05-12 17:43:44 | 四国遍路

足摺岬まであと70キロ とメールがとどく。
ということは、高知市内の巡礼を終え、36青龍寺から海越え山越えし37岩本寺。そして、38金剛福寺へは八十八か所中最長の道のり、ほぼ100キロの4-5日行程だ。テント野宿が基本の遍路だから、宿探しにウロウロすることはないが、手元の本によると、小さな町ばかりだから、宿泊地の予定を立てておいたほうがいいとある。
ひたすら歩く。こりゃー大変なことだ・・

こだます爆音

2009-05-12 09:57:44 | 山郷の暮し
真っ青な空を引っ掻き回すごとく爆音をあげ、自衛隊のヘリが3機編隊で3ン度通り過ぎていきました。
松本市には自衛隊の基地があり、明治からはじまる基地なのです。以前は「軍都」と称されたことがあったようです。
それ故に悲しい近代史があるようです。りゅうさんわーるど--松本歴史絵巻をご覧ください
http://ryuomaru3.web.fc2.com/matumoto/hp29-30.html
我が花の谷の真上が、仙台基地に向かう通常ルートだと、以前にパイロットから聞いたことがあります。
バタバタという轟音は決して平和な響きとはいえません。紛争地ではもっとすざましい音が、家々に、人々に降り注いでいるのでしょう。
蛇足ですが、頭が丸い小型へりに搭乗した経験があり、ビックリするほど地上の様子が見て取れます。そして、富士山での夜間演習も・・。ベトナム戦争の様々な報道や映画が頭に浮いたものでした。
東京空襲を体験している兄たちは、かなりの年まで夜間飛行の音が怖かったといいました。

猫が来た

2009-05-11 17:45:12 | 賢犬さくら
昨日・今日と真夏日。少々ばててしまった。
お父さんは昨日 「チョイト留守番をしていろよ」と車で甲府にいってしまった。
2-3日はかえってこないと腹を決めたが、以外や今日の午後にはかえってきたが、ヘンなヤツを手にしてきた。
ネコだ!! このあいだとっ捕まえたネズミほどの大きさ。さっそく飛び掛ろうとしたがポカリときた。
「かわいがるんだぞ!!」といっても、ワタシは本質的に猫嫌い。ソレを知っていて連れてきたお父さんのきもちがわからない。
ネズミ退治だったら、私が気まぐれでするだけではいけないのか。
まだ目も見えないくせに、一丁前にフーー・カッ・カッ!!と威勢のいいちびだ。雌とかでネズミは捕るかもしれない。
しかし、なんとにく不愉快です。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本