驚異の299円！POTRO SALVAJE RED WINE 2014

OKストアで、フルボトル299円のチリ産ワインを買いました。TERRA BENDITA WINESのPOTRO SALVAJE (ポトロサルバヘ) RED WINE 2014です。現地のホームページしかないのですが、それによるとこの会社は、チリの他アルゼンチンとブラジル(！)にもワイナリーを持っているようです。
このワインは、POTRO SALVAJE シリーズの廉価版ワインで、ぶどうの品種は書いてありませんでした。
薄いながらフランボワーズのような香りがします。時間がたつと火薬のような香りも出てきました。酸味もありますが嫌いな感じではありません。２日にかけて飲んだのですが、翌日も特に変化もなくいただけました。予想より飲める一本ですね。だいたいこの値段なら文句も言えない。
しかし、この値段。チリでの原価、輸入会社の仕入値はいくらなんでしょう。
この輸入会社の営業の方と以前ほんの数ヵ月ですが仕事でご一緒させていただいたことがあります。その際ワイン好きと知ってチリのワインをいただきました。とても紳士的な素敵な方だったと記憶しています。
そんなことを、このワインを飲みながら思い出しました。

「ワイン犬」リクはポメラニアン

うちには8才になるオスのポメラニアンがいる。名前はリク。昔は「うちの子が世界で一番かわいい!」なんて言っている愛犬家を、ケッ!てな感じで眺めていたが、今はそっち側にどっぷり浸かってます。
ある日そのリクが、キッチンで何かごそごそやっている。見に行くと、ワインの空ビンをなめているではないか。
おぉ、おまえはワインが好きなのか?!
試しに焼酎やビールなど他の酒のにおいを嗅がせてみたが、見向きもしない。しかしワインとなると別。
そうか本当にワインが好きなんだ、晩酌にでも付き合ってもらえればいいのだけれど、飲ませる訳にいかないもんなぁ。かと言ってワイン売り場で、花咲か爺さんのポチよろしく「このワインうまいぞワン、ワン」なんて教えてくれるわけでもない。
でも、ワイン好きの主人としては嬉しいぞ。
そこで、「ワイン犬」の称号を人知れずリクに授与したのでした。

散歩の途中



夏はサマーカットに。犬種がわからなくなる。

ロバート・パーカー氏推薦ボルサオ・クラシコ・ティント

ワインジャーナリスト、ロバート・パーカー氏が推薦しているスペインのワインボルサオ・クラシコ・ティント2012を買いました。738円という価格では考えられないほどの高品質と店のPOPもうたっています。いろいろな賞もとっているようです。ぶどうはガルナッチャ70%、カベルネ20%、テンプラニーリョ10%。パーカー氏のおすすめとあっては楽しみ、楽しみ。
ガルナッチャはスペイン原産のぶどうで、フランスではグルナッシュと呼ばれローヌ地方などで優良なワインを作り出している品種としても有名ですよね。グラスに注いだその色はきれいなルビー色、いやルビーじゃない。グルナッチャは本来はスペイン語で宝石のガーネットのこと。きれいなガーネット色と言うがこの場合は正しい訳です。



こんなウンチクはさておいて、そのお味は?
妻は美味しいと言っています。私の感想としては、香りもないし、酸味が立ちすぎていて美味しいワインには思えない。前評判倒れと言ったところ。同じワインでも状態によっては味も変わるから、本来はパーカー氏らが推すように美味しいのかもしれませんが、その片鱗は探せませんでした。
それとも私の舌の方がおかしい？いやそんなことはありません。好みは人それぞれですから。特にワインの好みはね。

ヌーボー早くも２割引き

ヌーボーが２割引きで出ていたと、妻が買ってきました。それも、デュブッフのヴィラージュ・ヌーボーです。ヌーボーの仕掛け人でもあり、ボジョレーの帝王などとも言われるデュブッフ。
まあ、ヌーボーを語るには飲んでおかなければ(今さら?)。
香りは、柔らかく今シーズン飲んだ中では一番エレガント。ダイレクトな果実味ではなくもう少しこなれた感じを受けます。ただ飲み出せば他とも似たようなもの。
マッチングも考えず、焼き肉と飲んだので途中からはいつも言う色のついた白ワイン状態に。
２割引きでも、元が高いから千円台後半の値です。ちょっともったいない飲みかただったかなぁ。というよりこの金額出すなら他のいいワインを買ったほうが、やっぱり良かったね、これは。

「カニ鍋」 代打コノスル・ソーヴィニヨン・ブラン~~

年始早々 ずわい蟹の生をゲット。もうこれは鍋にするしかない!!ってことで、合わせるワインを探しに、これまた年始早々から開いている酒専門店カクヤスに行きました。
ねらいはミュスカデ・シュールリー。スッキリしっかりとした酸味が蟹の味覚を際だたせてくれることでしょう。
なのに店の白ワインコーナーに、ミュスカデが見当たらない。あるのはシャルドネとソーヴィニヨン・ブランばかり。おぉ!カクヤスどうした!？他の白は何処へ行った。売れてしまったのか、年末年始で入荷がないのか。まさか他の品種は品揃えしないのか。
仕方なくコノスル・ソーヴィニヨン・ブランにしました。



気を取り直して、カニ鍋開始。やっぱり生は美味しい。身が柔らかくそして甘く旨味たっぷり。ボイルだとこうはいかない。
代打コノスル・ソーヴィニヨン・ブランも健闘してくれましたが、もう少し酸味が欲しかった。ソーヴィニヨン・ブラン特有の柑橘系の風味もちょっと物足りない感じ。
代打でヒットとはいかなかったようです。