ど~も、そのタローです
台風4号が関東で猛威をふるったようですね
こちら五所川原市では直撃はまぬかれたものの、ヤマセが
結局今日は風が強い一日でした
さ~て、今日は、6月16日(土)に行われた「奥津軽虫と火まつり」後半
まつりクライマックスの「昇天」までのもようをお伝えしちゃいま~す
前回までのあらすじ
神火をともしたたいまつ行列と虫人形はいよいよ、神事の行われる
岩木川河川敷へと到着したのであった…
そう、奥に見えるのが神事の舞台です
すでに、たいまつから移された火が赤々と燃えさかっていますね~
この火で、「虫」つまり、農作物を荒らす病害虫を天へ「送る」のがこのまつりの目的なんです
たいまつや伝統芸能の行列とともに運ばれてきた虫人形たちもスタンバイしています
う~ん、間近で見るとまた迫力ある顔つき…
さて、神職の方が河川敷に設けられた祭壇に立ち、いよいよ神事の始まりです。
炎の燃えさかるたいまつを振り回し「イヤッサー(弥栄)」の掛声で
五穀豊穣・国家安泰などの祈りが捧げられます
神職の方のたいまつを振り回すダイナミックさに、周りで見ていた子供たちも大興奮
そのタローも若かりし頃(?)この光景にワクワクしたものです
悪いモノを退散させる力強さがビリビリ伝わってきます
そして、神事も滞りなく済み… いよいよクライマックスの「昇天」の儀の幕開けです
祭壇の背景にある大たいまつにも火がともされ…
巨大な2体の虫人形が闇に浮かび上がってきました
その間からヒュルヒュルとうちあがる花火
鳴き声を上げながら退散していく病害虫のような、ナイス演出
そしてついに、囃子方の奏でる「奉拝(ほうはい)」をBGMに、巨大虫人形が顕現
炎を噴き出しながら、燃え尽きていく巨大な「虫」…
たいまつの赤々とした炎だけを残して最期を迎えました
きっと天へ還っていき、今年もこの地に豊作をもたらしてくれることでしょう…
…と、見るたびにストーリーを感じる「虫と火まつり」。
このお祭りが終われば、今年も暑い、熱い夏はもうすぐそこです
今年は見逃してしまったという皆さん、来年は巨大な虫を見送ってみませんか?
まつりって本当にイイものですねそのタローでした