チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

ペルーのたび 12。

2008-10-03 | 616


7日目。

朝起きても頭は重く、
この旅1番の食欲のなさだった。

何を見ても全く食欲がわかない。
これは非常事態だー

ツアーのお医者さんの男の人と、70歳の女の人が酸素吸入をしていた。

今思えば、私も吸っときゃ良かった。

しかしここで大当たりが!
今までどこで食べても水っぽくて甘みのなかったメロン(こちらは赤身でした)が、
ここのは甘くてめっちゃおいしかった。
おーブラボーメロン
大好きなパイナップルはおいしくなかったので、
メロンだけをモリモリ食べる。

しかし寒い。
外に出ると息が白い。
なんだこれはー寒すぎるー
もうすっかり真冬の装いの私。

ラ・ラヤ峠に向かう途中、昔ながらのパン屋さんとやらに寄る。

よろよろとバスを降りる。





名物のチュタパン、相当でかい!





顔よりずっとでかい!

これを、添乗員さんが買ってくれて、
ちぎってツアーの18人で分けた。

しかし、このチュタパンを見た瞬間、

なぜか沸き起こる食欲!!!

朝ごはんの時より体調が回復したのか?
まぁ何しろ、いらない、と言うまきんこと妹の分も完食。
素朴な味わいで、ほんのり甘くて、すきっ腹に絶妙にしみわたるー

食欲復活。

トイレ休憩に寄ったサンパブロでは、
アルパカとリャマ(全く見分けがつかないが)がいて、
エサをめがけてトコトコ寄ってきた。



↑この子たちはアルパカなのか? たぶんそう


赤ちゃんが、まるでバンビちゃん。





基本的に子供も動物も好きでないまきんこ。
動物もそれを本能で察知してか、あまり寄ってこない。
ので、写真を撮るのも一苦労。

「かわいいと思ってるのにさ~」(まきんこ談)



↑なんだそのかわゆいまつ毛は~ ラクダの子ってこんな顔かな~



↑「クイ」モルモット(テンジクネズミ)


ちなみに、クイ、
ペルーを含むアンデス地帯で食用とされてきた伝統的な食材。
このツアーで食べる機会はなかったけど…
うーん、複雑。


そして山道をどんどん登り、着いたー!





表示を見ると、標高なんと4338m!

すげーい!





合成みたいだー

生で見てても合成みたいだった。
天気が良くてホントよかったー




※おっきくなります


いい!
この光景、いい!!!

しかしどこにでもいるなお土産屋。
雨がほとんど降らないからこんなに広げていられるんだろうな。
普段どこに住んでどうやって物資を得ているのか。
ナゾだけどそれもいい!



↑よちよち歩きで ホント夢のようにかわいい


べええええと鳴きながらよちよち歩くこの子も、
リャマかアルパカかは分からない。
でもどっちでもいいよー かわいいもーん

と夢中で写真を撮っていると、現れるおばちゃん。

ペルーの田舎のおばちゃんは、
みんなおじちゃんに見える。
皆黒くて、どっしりしていて、にっかーっと笑う。

そしてこういう時、お決まりのセリフをおっしゃる。





「チッププリーズ!」

たくましい。

でもちびちゃんがあまりにかわゆいのでチップあげますとも。





お土産と並んで人間のちびちゃんも。

君もお土産かい?



↑こんな所にもわんこ 


わんこたくましい。
かっこいいねー。


そして今日のメインは、チチカカ湖なんですよ本当は。


向かう途中でお昼ごはん。

なんとおにぎりのお弁当~!



↑ゆでたまごと塩 おつけもの みかん 鳥のからあげ


普段、海外に行っても日本食が恋しくなることのない私だけど、
おにぎりは良かった。
おにぎりとゆでたまご、おつけものの3つで大満足。

やっぱお弁当はおにぎりだねー

外にはわんこがいっぱい。



↑ぼさぼさだけど超げんき



↑はにかみわんこちゃん 寄ってきてくれないー



↑ノリノリで愛想ふりまきまくりの子 嫌いじゃないよーそういう子


わんこと遊んで、戻ったバスの中では、
「うちの子元気かなー」
「早く会いたいなー」
「お宅は何犬ですか?」
「うちの子はもうおじいちゃんで…」
てな会話が飛び交ってたなぁ。

旅行好きの人たちの心配の種は、子供よりわんこらしい。

チョッパー元気かい
へたれの弱虫で内弁慶でも我が家のかわいい王子くん。
おかんからのメールでは、なんとか元気にやってるようだ。





壮大なバスからの景色を見ながら、
チョッパーをこんな所で思いっきり走りまわらせてみたいな~と思いをはせる。

ま、飼い主が先に高山病でノックアウトするけどね。


次は、チチカカ湖。

湖上で生活する人たちの元へおじゃまします。

標高3810m。
富士山より高い湖で、水上で生活するって、

どんなだ。


続く!