7日目。
朝起きても頭は重く、
この旅1番の食欲のなさだった。
何を見ても全く食欲がわかない。
これは非常事態だー
ツアーのお医者さんの男の人と、70歳の女の人が酸素吸入をしていた。
今思えば、私も吸っときゃ良かった。
しかしここで大当たりが!
今までどこで食べても水っぽくて甘みのなかったメロン(こちらは赤身でした)が、
ここのは甘くてめっちゃおいしかった。
おーブラボーメロン
大好きなパイナップルはおいしくなかったので、
メロンだけをモリモリ食べる。
しかし寒い。
外に出ると息が白い。
なんだこれはー寒すぎるー
もうすっかり真冬の装いの私。
ラ・ラヤ峠に向かう途中、昔ながらのパン屋さんとやらに寄る。
よろよろとバスを降りる。

名物のチュタパン、相当でかい!

顔よりずっとでかい!
これを、添乗員さんが買ってくれて、
ちぎってツアーの18人で分けた。
しかし、このチュタパンを見た瞬間、
なぜか沸き起こる食欲!!!
朝ごはんの時より体調が回復したのか?
まぁ何しろ、いらない、と言うまきんこと妹の分も完食。
素朴な味わいで、ほんのり甘くて、すきっ腹に絶妙にしみわたるー
食欲復活。
トイレ休憩に寄ったサンパブロでは、
アルパカとリャマ(全く見分けがつかないが)がいて、
エサをめがけてトコトコ寄ってきた。

↑この子たちはアルパカなのか? たぶんそう
赤ちゃんが、まるでバンビちゃん。

基本的に子供も動物も好きでないまきんこ。
動物もそれを本能で察知してか、あまり寄ってこない。
ので、写真を撮るのも一苦労。
「かわいいと思ってるのにさ~」(まきんこ談)

↑なんだそのかわゆいまつ毛は~ ラクダの子ってこんな顔かな~

↑「クイ」モルモット(テンジクネズミ)
ちなみに、クイ、
ペルーを含むアンデス地帯で食用とされてきた伝統的な食材。
このツアーで食べる機会はなかったけど…
うーん、複雑。
そして山道をどんどん登り、着いたー!

表示を見ると、標高なんと4338m!
すげーい!

合成みたいだー
生で見てても合成みたいだった。
天気が良くてホントよかったー

※おっきくなります
いい!
この光景、いい!!!
しかしどこにでもいるなお土産屋。
雨がほとんど降らないからこんなに広げていられるんだろうな。
普段どこに住んでどうやって物資を得ているのか。
ナゾだけどそれもいい!

↑よちよち歩きで ホント夢のようにかわいい
べええええと鳴きながらよちよち歩くこの子も、
リャマかアルパカかは分からない。
でもどっちでもいいよー かわいいもーん
と夢中で写真を撮っていると、現れるおばちゃん。
ペルーの田舎のおばちゃんは、
みんなおじちゃんに見える。
皆黒くて、どっしりしていて、にっかーっと笑う。
そしてこういう時、お決まりのセリフをおっしゃる。

「チッププリーズ!」
たくましい。
でもちびちゃんがあまりにかわゆいのでチップあげますとも。

お土産と並んで人間のちびちゃんも。
君もお土産かい?

↑こんな所にもわんこ
わんこたくましい。
かっこいいねー。
そして今日のメインは、チチカカ湖なんですよ本当は。
向かう途中でお昼ごはん。
なんとおにぎりのお弁当~!

↑ゆでたまごと塩 おつけもの みかん 鳥のからあげ
普段、海外に行っても日本食が恋しくなることのない私だけど、
おにぎりは良かった。
おにぎりとゆでたまご、おつけものの3つで大満足。
やっぱお弁当はおにぎりだねー
外にはわんこがいっぱい。

↑ぼさぼさだけど超げんき

↑はにかみわんこちゃん 寄ってきてくれないー

↑ノリノリで愛想ふりまきまくりの子 嫌いじゃないよーそういう子
わんこと遊んで、戻ったバスの中では、
「うちの子元気かなー」
「早く会いたいなー」
「お宅は何犬ですか?」
「うちの子はもうおじいちゃんで…」
てな会話が飛び交ってたなぁ。
旅行好きの人たちの心配の種は、子供よりわんこらしい。
チョッパー元気かい
へたれの弱虫で内弁慶でも我が家のかわいい王子くん。
おかんからのメールでは、なんとか元気にやってるようだ。

壮大なバスからの景色を見ながら、
チョッパーをこんな所で思いっきり走りまわらせてみたいな~と思いをはせる。
ま、飼い主が先に高山病でノックアウトするけどね。
次は、チチカカ湖。
湖上で生活する人たちの元へおじゃまします。
標高3810m。
富士山より高い湖で、水上で生活するって、
どんなだ。
続く!